馳星周の学歴|出身大学高校や中学校の偏差値と若い頃のエピソード

 

人気小説家の馳星周さんの出身高校や大学の偏差値などの学歴情報をお送りいたします。2020年に「直木賞」を受賞した馳さんはどのような学生生活を送っていたのでしょうか? 学生時代のエピソードや情報なども併せてご紹介いたします

 

馳星周(はせ せいしゅう)

 

 

1965年2月18日生

身長非公表

血液型はO型

 

北海道浦河町出身の小説家

本名は坂東齢人(ばんどう としひと)

 

以下では馳星周さんの出身高校や大学の偏差値、学生時代のエピソードなどをご紹介いたします

 

目次

馳星周の学歴~出身大学の詳細

 

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出身大学:横浜市立大学 文理学部 偏差値58(やや難関・当時)

※現在は国際教養学部

 

 

 

馳星周さんは高校卒業後は、横浜市立大学に進学しています。

 

高校時代までは北海道に在住していましたが、大学進学と同時に上京しています。

 

上京後は俳優で書評家だった内藤陳さんが経営していた新宿ゴールデン街のバー「深夜+1」でアルバイトをすることになります。

 

しかし内藤さんが店にいない時は、上京したばかりの18歳の青年が大人の相手をしなければなかったことから大変だったとインタビューで話しています。

 

このバーに集まって来る客たちは本好きだったことから、馳さんもとにかく本を読んでその内容を話題にしています。

 

そのため当時は毎日1冊以上の本を読んだそうです。

 

また当時の新宿の無秩序な猥雑さが楽しかったとも語っています。

 

「むちゃくちゃで混沌としてたけど、楽しかった。無秩序の楽しさでしょうね。なんだかんだ言っても、日常生活では秩序のなかで暮らしてるわけじゃないですか。銀座とか六本木と違って、歌舞伎町は無秩序で猥雑で、そこに身を置いてるのが楽しくてしょうがなかった」

 

馳さんは大学卒業後は就職せずにフリーのゲームライターなどをおこなっていましたが、年収の半分を稼いでいた雑誌が廃刊になってしまいます。

 

そのため一度本気で小説を書いてみようと思い立ち、31歳だった1996年に「不夜城」でデビューしています。

 

 

するといきなりベストセラーとなって、「直木賞」の候補にもなっています。

 

また1998年に金城武さん主演で映画化もされています。

 

 

ちなみにこの作品は主人公の男女が歌舞伎町の中国人マフィアの抗争に巻き込まれるという内容でしたが、学生時代に歌舞伎町でアルバイトした経験が活きています。

 

馳さんは以降も数々のベストセラー作品を発表して、「ノワールの旗手」とも呼ばれています。

 

そして2020年に「少年と犬」で、念願の直木賞を受賞しています。

 

 

ちなみに「直木賞」の候補となったのは7回目で、「不夜城」ではじめて候補になってから23年後の受賞となっています。

 

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馳星周の学歴~出身高校の詳細

 

出身高校:北海道 苫小牧東高校 偏差値59(中の上)

 

 

 

馳星周さんの出身高校は、道立の共学校の苫小牧東高校です。

 

この高校は1937年開校の道立校で、地元では古くからの進学校として知られています。

 

また部活動も盛んでアイスホッケー部や硬式野球部が道内では強豪です。

 

馳さんは高校時代は住んでいた門別町(現在は日高町)から高校のあった苫小牧市まで、片道2時間以上かけて通学していました。

 

さらに授業が終わってから帰りの電車まで2時間ほどあったので、時間つぶしのために小説を読んでいます。

 

ただし駅前のダイエー内の書店で立ち読みでした。

 

また高校2年生の時に読んだ、「週刊プレイボーイ」の内藤陳さんの書評が非常に参考になったとインタビューで話しています。

 

そのため高校時代に内藤さんに手紙を書いたことがきっかけになって、大学時代に内藤さんのバーでアルバイトをすることになりました。

 

【主な卒業生】

工藤栄一(映画監督)

 

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馳星周の学歴~出身中学校の詳細

 

出身中学校:北海道 門別町立富川中学校 偏差値なし

※現在は日高町立富川中学校

 

 

 

馳星周さんの出身中学校は、門別町(現在は日高町)内の公立校の富川中学校です。

 

馳さんは中学時代もよく本を読んでおり、当時は日本のSF作家の作品に夢中だったとインタビューで話しています。

 

当時は星新一さんや小松左京さん、筒井康隆さんの作品をよく読んでいます。

 

また特にお気に入りだったのが「8マン」などで知られる平井和正さんの作品でした。

 

馳星周の学歴~出身小学校の詳細

 

出身小学校:北海道 門別町町立富川小学校

※現在は日高町立富川小学校

 

 

 

馳星周さんの出身小学校は、門別町内の公立校の富川小学校です。

 

出身は同じ日高管内の浦河町で、小学校5年生の頃まで過ごしています。

 

馳さんは意外にも幼い頃は病弱でした。

 

また両親が共働きだったことから、幼い頃は祖母に面倒を見てもらっています。

 

その際に童話や絵本を読んでもらうのが大好きだったそうです。

 

小学校5年生の時に教員だった母親の転勤のために門別町に移住して、この小学校に転校しています。

 

また転校先のこの小学校で大きな転機があったことをインタビューで話しています。

 

「大きな転換は小学校5年か6年のときでした。クラス替えがあって、横にいたやつが本好きで、星新一さんのショートショートの単行本を貸してもらった。これがおもしろくてねえ」

 

この出来事を境に読書好きになっていきました。

 

以上が馳星周さんの学歴と学生時代のエピソードのまとめです。

 

7度も直木賞の候補となっていますが、2020年にようやく受賞しています。

 

 

また趣味のサッカーや犬、競馬などのエッセイでも知られています。

 

今後のさらなる活躍にも期待が高まります。

 

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