「ガリレオシリーズ」や「秘密」などの作品で知られる小説家の東野圭吾さんの出身高校や大学の偏差値などの学歴情報をお送りします。今やベストセラー作家になった東野さんは、どのような学生生活を送っていたのでしょうか? 学生時代のエピソードや情報なども併せてご紹介いたします
東野圭吾(ひがしの けいご)
1958年2月4日生
身長180㎝
血液型はB型
大阪府大阪市出身の小説家
本名同じ
以下では東野圭吾さんの出身高校や大学の偏差値、学生時代のエピソードなどをご紹介いたします
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東野圭吾の学歴まとめ
出身大学:大阪府立大学 工学部電気工学科
出身高校:府立阪南高校
出身中学校:大阪市立東生野中学校
出身小学校:大阪市立小路小学校
東野圭吾の学歴~出身小学校(大阪市立小路小学校)の詳細
出身小学校:大阪府 大阪市立小路小学校
東野圭吾さんの出身小学校は、地元大阪市にの公立校の小路(しょうじ)小学校です。
幼少期の東野さんは、とにかく人の真似事をするのが好きな少年だったそうです。
小学校1、2年生の頃は『鉄人28号』や『鉄腕アトム』に影響されてマンガを書きはじめています。
また小学校5年生になると従兄の影響でギターをはじめて作詞作曲をするなど、とても好奇心旺盛であったことが伺えます。
加えて東野圭吾さんの小説「同級生」のあとがきには、「小学生の頃から教師が嫌いだった」と語られており、この小説「同級生」も東野さんがどれ程教師嫌いだったのかがよく分かる内容となっているそうです。
東野圭吾の学歴~出身中学校(大阪市立東生野中学校)の詳細
出身中学校:大阪府 大阪市立東生野中学校 偏差値なし
東野圭吾さんの出身中学校は、地元大阪市内の公立校の東生野中学校です。
後に東野圭さんが執筆したエッセイ「あの頃僕らはアホでした」によると“ガラの悪い中学校”と表現されています。
ちなみに東野さんのお姉さんも含めきょうだい全員が東生野中学校に通っていたそうです。
なお東野さん、そしてお姉さんも在学中に不良になることなく無事に卒業しています。
中学生の頃の東野さんは読書とは無縁の生活を送っており、成績は「オール3」。
当時はイラストにハマっており、テスト中すぐにギブアップしては答案用紙の裏にイラストを書いては時間を潰していたそうです。
一度先生に見つかったそうですが、怒られるどころか「うまいもんやなあ。」と感心され、東野さんは「本気でイラストレーターを目指したい!」と美術の先生に相談したというエピソードが語られています。
作家とは方向性が違うものの、何かを表現したいという欲求とそのセンス自体は中学校時代からあったことがうかがえるエピソードですね。
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東野圭吾の学歴~出身高校(阪南高校)の詳細
出身高校:大阪府 阪南高校 偏差値52(普通・現在)
東野圭吾さんの出身高校は、府立の共学校の阪南高校です。
この高校は1959年に開校した中堅府立高校です。
高校入学当時の東野さんは、活字どころか漫画すら読まないような「読書嫌い」だったそうです。
そのため高校時代は映画監督になりたいと思っていました。
ところが高校2年生の時に偶然手に取った小峰元さんの「アルキメデスは手を汚さない」を読んだことをきっかけに、推理小説にハマってしまったそうです。
その後日本推理作家協会によって定められた文学賞である「江戸川乱歩賞」の存在を知った東野さんは、松本清張さんの小説を読み漁り、やがて自身で推理小説を書くようになります。
こうして東野さんは高校2年生を境に推理小説家を目指すようになったそうです。
その頃から処女作である「アンドロイドは警告する」を執筆しはじめますがさほど熱が入らずに、完成したのは4年後の1978年でした。
当時は既に大学生になっていましたが友人たちに見せたところ、不評だったとインタビューで話しています。
そのためこの作品は現在まで公開されていません。
【主な卒業生】
田中星児(歌手)
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東野圭吾の学歴~出身大学(大阪府立大学)の詳細
出身大学:大阪府立大学 工学部電気工学科 偏差値63(難関・現在)
※現在は電気電子系
東野圭吾さんは高校を卒業後、1年間の浪人生活を経て大阪府立大学へ入学しています。
後に約90冊の小説を出版し、直木賞をはじめ数々の輝かしい賞を受賞する程の有名な作家になる東野圭吾さん、大阪府立大学では文学部や人文学部などで日本の言葉について勉強されていたのかと思いきや、何と理系の「工学部」を選択されています。
東野さんは、工学部で電気工学の勉学に励む傍ら、体育会系のアーチェリー部に所属し部活動にも励んでいます。
アーチェリー部では主将も務めています。
前記のように高校時代から小説を執筆しており、大学時代も創作活動をおこなっていました。
また大学在学中に後にデビュー作となるアーチェリー部を題材にしたミステリー小説「放課後」を執筆しています。
ちなみに小学校時代から就職するまでの体験を綴ったエッセイである「あの頃僕らはアホでした」にて、大学生活について詳しく語られています。
東野さんは大学卒業後は日本電装株式会社(現在のデンソー)に就職しています。
サラリーマン生活をしながらも小説を執筆しており、27歳だった1985年に「放課後」で江戸川乱歩賞を受賞しています。
そのため翌年には会社を退職して上京し、専業作家としてのキャリアもスタートさせています。
以降は1996年に「名探偵の掟」で注目されて、1998年に「秘密」が大ヒットして小説家としてブレイクしています。
2006年には「容疑者Xの献身」で直木賞を受賞しています。
これまで数々のベストセラー小説を発表していますが、テレビドラマや映画で映像化される作品が多いことで知られています。
以上が東野圭吾さんの学歴と学生時代のエピソードのまとめです。
27歳で小説家としてデビューしていますが、当初はなかなかヒット作に恵まれませんでした。
しかしアラフォーで人気作家となり、以降はヒット作を連発して直木賞も受賞しています。
現在も高い人気を誇る小説家のひとりなので、今後にも期待です。
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