人気作家の朝井リョウさんの出身高校や大学の偏差値などの学歴情報をお送りいたします。なんと朝井さんは小学校時代から小説を執筆していました。学生時代のエピソードや情報なども併せてご紹介いたします
朝井リョウ(あさい りょう)
1989年5月31日生
身長:173cm
血液型:A型
岐阜県垂井町出身の小説家・パーソナリティ
本名:佐々井遼
以下では朝井リョウさんの出身高校や大学の偏差値、学生時代のエピソードなどをご紹介いたします。
朝井リョウの学歴~出身小学校の詳細
出身小学校:岐阜県 垂井町立表佐小学校
朝井さんの出身小学校は、地元垂井町の公立校の表佐(おさ)小学校です。
父親は会社員、母親は専業主婦という普通の家庭に生まれ育っています。
ただし両親ともに読書好きで、「リョウ」という名前も小説家の司馬遼太郎にあやかって命名しています。
また家中に本があったことから、朝井さんは幼い頃から自然に本を読むようになったそうです。
ちなみに両親には一度も「本を読め」と言われたことはないとインタビューで述べています。
小学生の頃から執筆活動は盛んにしており、初めて書いた長編小説を学校の先生に読んでもらったそうです。
すると、後日返却された紙には黒ペンで感想が書いてあり、このことに「この人は先生としてではなく、人間として僕に向き合ってくれているんだ」と感銘を受けたようです。
これが朝井さんの小説家としての第一歩だったのかもしれません。
なお小学校6年生の時には早くも小説を文学賞に投稿しています。
朝井リョウの学歴~出身中学校の詳細
出身中学校:岐阜県 垂井町立不破中学校 偏差値なし
朝井リョウさんの出身中学校は、地元岐阜県垂井町の公立校の不破中学校です。
後に小説家として鮮烈なデビューを飾ることとなる朝井さんですが、その将来の小説家活動に繋がる気づきが中学生の時にあったそうです。
思春期真っ只中の中学時代、当時から物書きを好んでいた朝井さんは訳も分からず背伸びをして性や死について書いていましたが、姉に「目に見えるものを自分の言葉でちゃんと書いたほうがいい」と言われたことが背中を押してくれたと言います。
これを契機に中学生の時は様々なことに精を出し、これが小説家としての肥やしになった模様です。
ちなみに朝井さんは中学2年生の時に実際のクラスの名簿を使用して「バトルロワイアル」という映画同様にクラスメイトが殺し合いをする小説を執筆していますが、他の先生には怒られたにも関わらず国語の先生だけは「面白い」と言ってくれたとインタビューで述べています。
スポンサードリンク
朝井リョウの学歴~出身高校の詳細
出身高校:岐阜県 大垣北高校 偏差値68(難関)
朝井リョウさんの出身高校は、県立の共学校の大垣北高校です。
この高校は1894年開校の伝統校で、県内でも有数の進学校として知られています。
朝井さんは高校3年間バレー部に所属していており、スポーツも得意だったようです。
また生徒会長や体育祭の応援団長も積極的に務めるなどとても活発な高校生だったようです。
朝井さん自身も「高校時代はすごく楽しかった」とインタビューで振り返っています。
また朝井さんは勉強面でも頑張っており学校の成績も優秀でした。
当時から小説家を志していましたが、高校1年生の三者面談の時に担任に「文系になりたいです、小説家になりたいので」と言い、隣の母親に大きなため息をつかれたこともあるそうです。
ただし小説家になることを両親に本気で反対されたことはありませんでした。
高校時代もコンスタントに小説を執筆しており、高校3年生の時に投稿した小説がはじめて新人賞の1次選考を突破しています。
【主な卒業生】
中村航(小説家)
スポンサードリンク
朝井リョウの学歴~出身大学の詳細
スポンサードリンク
出身大学:早稲田大学 文化構想学部 偏差値68(難関)
朝井さんは高校卒業後は、名門私大の早稲田大学に進学しています。
早稲田大学の文化構想学部を受験した決め手は、朝井さんが受験生の時に解いたセンター試験の過去問に使われていた小説がとても面白くて著者を調べたところ、同学部で教鞭を執っていることを知り、「ここなら自分の思ったことが何でもできる」と感じたからだそうです。
後述するように高校時代から小説を執筆しており、大学進学後も新人賞などに投稿しています。
また大学ではダンスサークル「Session(セッション)」に在籍して、大学時代はダンスにも熱中しています。
ちなみにこのサークルに入ったのは「自分の在籍していた学部は作家志望の若者が多かったが、あえてそういう奴らが馬鹿にするようなサークルを選んだ」と述懐しています。
また大学生活はというと授業、サークル、バイトの繰り返しとインタビューで述べています。
そして朝井さんは大学在学中の2009年に執筆したデビュー作「桐島、部活やめるってよ」で、20歳という若さで第22回小説すばる新人賞を受賞します。
大学在学中に執筆した第2作「チア男子!!」(2010年)は男子チアリーディング部の群像劇を描いていますが、これはこのダンスサークルで交流のあった早稲田大学の「SHOCKERS(ショッカーズ)」という実在の男子チアリーディングサークルが元になっているようです。
大学4年生の頃は、例のセンター試験の過去問で強く惹かれた著者・堀江敏幸のゼミに所属していて、「星やどりの声」(2011年)を卒業論文として提出しています。
「桐島、部活やめるってよ」が映画化された2012年、大学を卒業した朝井さんは既に小説家としてのキャリアが関わらず一般企業である「東宝」に就職し、2015年までは会社員と小説家の二足の草鞋を履く「兼業作家」として活動します。
2013年には「何者」で直木賞を受賞して、大きな注目を集めています。
これは同賞史上初の平成生まれの作家による受賞となる快挙でした。
以降も数々のベストセラーを発表し、人気作家の地位を揺るぎないものにしています。
以上が朝井リョウさんの学歴と学生時代のエピソードのまとめです。
デビュー作の「桐島、部活やめるってよ」でいきなり注目されて、その後は直木賞も受賞しています。
また小説家のほかにもラジオのパーソナリティを務めるなど、マルチな活動を展開しています。
高い人気を誇る人物だけに、今後のさらなる活躍にも期待が高まります。
スポンサードリンク
ここまでお読みいただきありがとうございました。ご質問やご意見などがございましたら、お手数をおかけしますがページ上の「お問い合わせ」よりお願いいたします。