映画監督の園子温さんの出身高校や大学の偏差値などの学歴情報をお送りいたします。「新宿スワン」や「リアル鬼ごっこ」などのヒット作で知られる園さんですが、どのような学生生活を送っていたのでしょうか? 学生時代のエピソードや情報なども併せてご紹介いたします
園子温(その しおん)
1961年12月18日生
身長168㎝
血液型はA型
愛知県豊川市出身の映画監督、脚本家
本名同じ
以下では園子温さんの出身高校や大学の偏差値、学生時代のエピソードなどをご紹介いたします
園子温の学歴~出身大学(法政大学)の詳細
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出身大学:法政大学 文学部 偏差値60(やや難関)
園子温さんは高校卒業後は、私立大の法政大学に進学しています。
大学時代は映画サークルに在籍をしていました。
園さんはすぐにでも映画監督になりたいという思いが強く、「酒飲まない、友達作らない、女作らない」という自主的なルールを作り、朝から晩まで映画を撮っていました。
当時は8ミリ映画を撮りはじめており、この作品は後にPFF(ぴあフィルムフェスティバル) に入選しグランプリを受賞しました。
園さんは当時のことについて次のように話しています。
「8ミリフィルムの自主映画に夢中になっていた20代の頃は、大それたことは考えずに、鳥が飛べば鳥を撮り、日常にカメラを向けて、無心に映画を作っていました。」
また大学時代に雑誌「ガロ」に自作漫画を投稿して、落選したこともあったようです。
大学卒業後も8ミリや16ミリの映画を撮影しています。
そして41歳だった2001年に監督した「自殺サークル」がヒットして、知名度が上昇しています。
すると2015年の「新宿スワン」が大ヒットを記録して、人気映画監督の仲間入りを果たしています。
またこの年には「リアル鬼ごっこ」もヒットしています。
その一方で俳優や女優への厳しい演技指導で知られ、出演者が泣き出すこともたびたびあります。
「奇才」と呼ばれる人物だけに、今後の活動にも注目ですね。
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園子温の学歴~出身高校(愛知県立豊橋東高校)の詳細
出身高校:愛知県 豊橋東高校 偏差値63(やや難関)
園子温さんの出身高校は、県立の共学校の豊橋東高校です。
この高校は1902年開校の伝統校で、地元では古くからの進学校として知られています。
園さんは自身の中学・高校時代について次のように振り返っています。
「僕は中学・高校と異端な存在だったんですよ。変態と言ってもいいかもしれない。もちろん当時から『端っこ』の人間だという自覚はありました。でも端っこなりに『今はメインストリームにはいないけど、俺はあんたらとは違う。高校を卒業したら、お前らのこと、あとで潮笑ってやるぜ』と心の中で誓っていました。」
また高校時代は全くモテなかったことを、インタビューで次のように明かしています。
「自分も高校時代、悶々とした学生生活を送っていたんです。僕は全然モテなかったし、女子とデートしたことすらなかった。」
高校時代はほとんど授業には出席しておらず、定期テストを受けないこともありました。
そのため成績は学年最下位を争っていました。
またバンド活動をおこなっておりキーボードを担当し、作詞作曲もやっていたようです。
17歳の時には鬱屈した毎日を詩に込めて作品にしており、雑誌の「現代詩手帖」や「ユリイカ」などに投稿をしていました。
園さんはこの時期を振り返って「詩人になるかわからず暇つぶし程度に書いた、創作というより消費」と話しています。
また同じ年に父親が厳しすぎたこともあり、「このままだと家族や田舎の重力に押しつぶされる!」という一心で家出をして上京をしました。
園さんは上京の生活についてインタビューで次のように振り返っていました。
「家出して上京したばかりで行く場所も食べる金もない時に、たまたま五反田の駅前でその宗教団体が勧誘活動をしてて『神を信じますか?』って言うから、『信じたらメシ食えるのか?』と聞いたら『食える』って言うから、じゃあってことでついて行った(笑)」
とは言えその後は戻ってきたようで、この高校を卒業しています。
【主な卒業生】
香淳皇后(昭和天皇の皇后)
島田彩夏(アナウンサー)
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園子温の学歴~出身中学校(豊川市立東部中学校)の詳細
出身中学校:愛知県 豊川市立東部中学校 偏差値なし
園子音さんの出身中学校は、地元豊川市内の公立校・豊川市立東部中学校です。
中学時代はアラン・ドロンやジャン・ギャバンといった俳優が出演しているフランス映画がお気に入りでした。
【主な卒業生】
加藤晴子(あみん)
園子温の学歴~出身小学校(豊川市立豊川小学校)の詳細
出身小学校:愛知県 豊川市立豊川小学校
園子音さんの出身小学校は、地元豊川市内の公立校・豊川市立豊川小学校です。
家族構成は両親と妹の4人家族です。
父親の園音巳さんは英米文学を研究する大学教員で、非常に厳しかったようでインタビューで次のように話していました。
「親父は地元の大学の英語の教授でした。厳しいを通り越して異常でしたね。赤いTシャツ着ているだけで『だらしない! 服は白か紺!』とか管理されて。」
子供の頃は手塚治虫さんや赤塚不二夫さんなどの漫画を読んで自分でも描くようになりました。
また家にはたくさんの本があったため、海外小説なども読んでおりキリスト教が好きだったといいます。
小学校時代には様々な映画を観て出演者や監督、スタッフに至るまでメモをして感想などもしっかりとノートに書きだしていました。
14時から放送されるテレビ映画を観るために学校を休んだこともありました。
また小学生の頃に全裸で登校をしたことから通知表に「性的異常が見られます」と書かれたり、スウェーデンの女優のイングリッド・バーグマンに恋をして運動場に名前を大きく書いて先生に殴られたことも自伝「非道に生きる」で明かしています。
以上が園子温さんの学歴と学生時代のエピソードのまとめです。
大学時代から映画を撮りはじめていますが、40歳を過ぎた頃にヒット作に恵まれた苦労人です。
とは言えこのところはヒット作を連発しており、国内でも有数の人気映画監督になっています。
今後のさらなる活躍にも期待が高まります。
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