将棋棋士の豊島将之さんの出身高校や大学の偏差値などの学歴情報をお送りします。実は豊島さんは若い頃に藤井聡太さんと非公式ですが対局をしていました。学生時代のエピソードや情報なども併せてご紹介いたします
豊島将之(とよしま まさゆき)
1990年4月30日生
身長166.5㎝
血液型はB型
愛知県一宮市出身の将棋棋士
以下では豊島将之さんの出身高校や大学の偏差値、学生時代のエピソードなどをご紹介いたします
豊島将之の学歴~出身大学の詳細・藤井聡太と対戦していた
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出身大学:関西大学 文学部(中退) 偏差値57(中の上)
豊島将之さんは高校卒業後は、関西大学に進学しています。
後述するようにこの大学の系列校の通学していたことから、大学へは一般受験ではなく内部進学で進んでいます。
豊島さんは大学に進学後に頭角を現しはじめます。
大学1年生だった2009年には順調に白星を伸ばしていき、12連勝という記録を作っています。
いったん13連勝がかかった対局で敗れたのですが、豊島さんの勢いをそぐものではありませんでした。
5月から6月にかけては10連勝を記録しています。
さらに8月から10月にかけても10連勝を記録していて、好調さをキープしています。
またこの年には王将戦の予選トーナメントを勝ち上がり、はじめてリーグ戦入りしています。
10代でのリーグ戦入りは、加藤一二三さんや屋敷伸之さんにつぐ史上3人目の快挙で、谷川浩司さんや羽生善治さんもなし得ませんでした。
ただし豊島さんは大学入学直後に将棋棋士として急成長したことから、将棋に専念するために大学は1年生限りで中退してしまっています。
ちなみに1年間だけの大学生活でしたが、対局の合間を縫って授業にはしっかりと出席していたそうです。
以降も将棋棋士として順調に実力をつけていきますが、タイトル戦ではなかなか勝つことができませんでした。
ちなみに豊島さんは24歳だった2014年12月に、当時小学6年生だった藤井聡太さんと対局をしています。
この対局は公式戦ではなく豊島さんの師匠の配慮で実現しましたが、豊島さんの貫禄勝ちに終わっています。
また2017年にも愛知県岡崎市の将棋イベントで2人は対戦しています。
この際も順当に豊島さんが勝利しましたが、藤井さんに対しては「すごく強くなっている」とインタビューで話しています。
そして豊島さんは28歳だった2018年には羽生善治さんを破って、棋聖のタイトルを獲得しています。
その後も名人や竜王のタイトルを獲得して、渡辺明さんや羽生善治さんらとともに、現役トップクラスの実力者として知られます。
今後は藤井聡太さんとの対局も予想されるので楽しみですね。
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豊島将之の学歴~出身高校の詳細
出身高校:大阪府 関西大学第一高校 偏差値68(難関)
豊島将之さんの出身高校は、私立の共学校の関西大学第一高校です。
この高校は1913年開校の私立高校で、アメリカンフットボール部が全国的な強豪として知られています。
また卒業生は原則として系列の関西大学に進学できることから、現在ではかなりの難関校になっています。
豊島さんにとって、高校時代は大きなターニングポイントになりました。
というのも高校2年の時プロ入り(四段昇段)を果たしたからです。
高校2年でプロ棋士になったというとスピーディな印象を抱くかもしれません。
しかし豊島さんは結構な苦労をしてプロになりました。
というのも最年少で奨励会に入ったものの初段に昇段するまでに1年半を要し、三段リーグを1位で通過するまでに2年半を要しました。
大きな壁にぶち当たって、苦労の末にプロ棋士になったわけです。
豊島さんはこのころ、将棋に対する姿勢が変わったといいます。
三段リーグくらいまでは、1局負けるとひどく悔しがったといいます。
しかしプロになると緊張しなくなった、というよりも緊張しないように気を使ったとインタビューで述べています。
プロの対局になると対局時間が長くなります。
負けて悔しいと思うと次の対局に影響を及ぼすそうです。
力み過ぎてしまっていい結果が出なくなるわけです。
そのようなことがわかって、あまり緊張せずに対局に臨むように心がけています。
豊島さんは自然体で将棋を指しますが、その基本スタイルが高校生の時に固まったのかもしれません。
また本人は「高校生になってから必死に取り組んだので、自分でもかなり力がついてきたなと感じました」とインタビューで話しており、高校時代の日々は後の大きな糧になったようです。
【主な卒業生】
後藤淳平(お笑い・ジャルジャル)
福徳秀介(お笑い・ジャルジャル)
中島颯太(FANTASTICS)
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豊島将之の学歴~出身中学校の学歴
出身中学校:大阪府 関西大学第一中学校 偏差値60(やや難関)
豊島将之さんの出身中学校は、私立の共学校の関西大学第一中学校です。
この中学校は出身高校に併設している系列校なので、高校へは内部進学で進んでいます。
また三段リーグと高校受験の期間が重なることを避けるため、高校受験のない中高一貫校に進学しています。
中学時代まで、豊島さんは将棋界の中では注目の存在でした。
中学2年生の4月に三段昇段しました。
これは当時の史上最速記録です。
さらに第36期新人王戦に14歳6カ月で出場しました。
これが豊島さんにとって初めての公式戦でした。
この公式戦への出場も当時史上最年少記録でした(現在は藤井聡太さんに次ぐ2位の記録)。
ここまでは順調でしたが、三段リーグ戦で大きな壁に直面してしまいます。
中学2年生の時から加わった三段リーグ最初から苦戦続きで、なかなか勝利を収めることができずにいました。
そのためにこの時期にかなりの試行錯誤も重ねています。
これらの努力は高校時代のプロ入りにつながっています。
豊島将之の学歴~出身小学校の学歴
出身小学校:不明
豊島将之さんの出身小学校については、大阪府豊中市内の公立校のようですが校名などは不明です。
出身は愛知県一宮市ですが、5歳の時に大阪府豊中市に転居しています。
豊島さんは4歳の時にテレビで見たことがきっかけで、将棋をはじめています。
するとメキメキと実力をつけて、小学校1年生の頃にはアマ四段になっています。
小学校3年生の時に6級で奨励会に入会していますが、史上最年少の記録です。
そして小学校5年生の頃には1級に昇格し、当時は史上初の小学生プロ棋士の期待もかけられていました。
しかし初段に昇段するまでに1年半を要し、その後に三段リーグの壁にも直面することになります。
以上が豊島将之さんの学歴と学生時代のエピソードのまとめです。
子供の頃は「天才少年棋士」とマスコミにも取り上げられましたが、その後に何度も大きな壁に直面しています。
しかしそれらを乗り越えて、現在ではトップクラスの実力者のひとりです。
今後のさらなる活躍にも期待が高まります。
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