囲碁棋士の芝野虎丸さんの出身校の偏差値などの学歴情報をお送りします。史上最年少記録を次々と塗り替えている芝野さんですが、意外にも学校の成績は悪かったそうです。学生時代のエピソードや情報なども併せてご紹介いたします
芝野虎丸(しばの とらまる)
1999年11月9日生
身長165㎝、体重45㎏
血液型は非公表
神奈川県相模原市出身の囲碁棋士
以下では芝野虎丸さんの出身校の偏差値や学生時代のエピソードなどをご紹介いたします
芝野虎丸の学歴~出身高校の詳細
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出身高校:進学せず
芝野虎丸さんは中学校卒業後、高校には進学していません。
芝野さん自身は高校進学をしたかったそうですが、両親が囲碁に集中させようと決めていたため諦めたようです。
芝野さんはテレビで囲碁についてこのように話していました。
「囲碁よりも学校の方が楽しかったですし、囲碁のプロになりたいと思ったこともなかった。院生だった頃も大変申し訳ないですけど・・プロになりたいと言うよりもただ負けるのが嫌だと思っていただけです」
芝野さんの囲碁の実力はどんどん上がっていき、結果高校には進学はせずに囲碁の道に行くことを決めたようです。
そして15歳だった2015年10月に勝ち星対象棋戦通算30勝にて二段に昇段します。
翌年の2016年10月に「第41期棋聖戦Cリーグ」で4勝1敗でBリーグ昇格し、10月21日付けで勝ち星対象棋戦通算40勝にて三段に昇段しました。
また17歳だった2017年7月に「第26期竜星戦」の決勝戦で、余正麒七段に中押し勝ちしすべての棋戦を通じて優勝を果たしています。
芝野さんはこの時に17歳8ヶ月だったので「竜星戦」の最年少記録も更新しました。
芝野さんが更新前の最年少記録は第25期に開催された一力遼七段の19歳1ヵ月でした。
そしてこの優勝で芝野さんは三段から七段に昇段し、七段昇段の最短記録も更新しています。
芝野さんの一日の勉強量は多い時で時間ほどだそうです。
また囲碁に対して自分の長所と短所をインタビューで聞かれた芝野さんは、「読みは自信があるのだが簡単な失敗をする時がある」と話していました。
難しい相手と対局するときは、相手を意識しないように努力をするそうです。
芝野さんは囲碁を好きな理由を「盤上という世界に私の考えを思う存分表現できるという点、それが良い。」と話していました。
そして同年11月に行われた「第43期名人戦最終予選」では、一力遼七段に勝利して「名人戦」でも史上最年少の17歳11ヶ月でリーグ入りを果たしました。
18歳だった2018年4月には「日中竜星戦」で、中国ナンバーワン棋士の柯潔(か・けつ)九段に中押し勝ちをして優勝をしています。
さらに2019年には史上最年少で名人位を獲得(19歳11か月)し、大きな話題になっています。
その後も勢いは止まらずに、2020年には名人、王座、十段の三冠を史上最年少記録(20歳7か月)で達成しています。
すでに囲碁界をけん引する存在になっていますが、どこまで強くなるか楽しみですね。
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芝野虎丸の学歴~出身中学校の詳細・学校の成績が悪かった
出身中学校:神奈川県 相模原市立谷口中学校 偏差値なし
芝野虎丸さんの出身中学校は、地元神奈川県相模原市内の公立の谷口中学校です。
後述するように8歳で入門しており、中学校時代も囲碁に打ち込んでいます。
意外にも芝野さんの中学時代の学校の成績は5段階で1,2,3ばかりでした。
当時から囲碁についてはかなりの研究・努力をしており、学校の勉強に割く時間がなかったようです。
中学1年生の時に芝野さんの担任だった嶋倉みどり先生は、芝野さんにとって恩師で「一番理解してくれた」存在だったそうです。
嶋倉みどり先生が言うには芝野さんは学校が好きだったので、行事ごとも出たいけれど出られないことが多かったそうです。
そんな中、京都への修学旅行では1日目の夜に父と一緒に遅れて合流したそうで、その時に芝野さんは「仲間と過ごせてよかった」と話したそうです。
囲碁に関しては師匠である洪清泉棋士は、芝野さんは中学1年生の時に爆発的に強くなったとインタビューで話しています。
「虎丸は中学1年のころ、爆発的に変身しました。虎丸が人の碁を見てよく観察しているので、『対局する時間を減らして、ぐるぐる見ていていいよ』といったら、ずーっと見ていて。そうしたら、ぱっとプロのレベルに化けたのです。そのあと、ある日からずーっと棋譜を並べ出しましたので、それも見守りました」
芝野さんが中学1年生だった2013年には「世界青少年囲碁選手権大会」で準優勝を獲得しました。
そして中学3年生だった2015年9月にプロ棋士になっています。
ちなみに芝野さんは当初はプロ入りするつもりはなく、「自分から進んでというよりも、流れでこの世界へ」とインタビューで話しています。
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芝野虎丸の学歴~出身小学校の詳細
出身小学校:神奈川県 相模原市立鶴園小学校
芝野虎丸さんの出身小学校は公立の共学校の相模原市立鶴園小学校です。
家族構成は両親と姉、兄、妹の6人家族です。
芝野さんの兄は囲碁棋士の芝野龍之介さんで2歳年上です。
妹は囲碁のアマチュア棋士で、父親は京都大学の出身でコンピューターゲームの開発に携わっています。
ちなみに「虎丸」という名前は兄の「龍」の字と対で「虎」という文字が選ばれて、優しい雰囲気にするために「丸」の字が加えられたとのこと。
芝野さんは子供の頃からかなり大人しく、ほとんどしゃべらなかったそうです。
ただし当時から集中力に関しては目を見張るものがあったとのこと。
芝野さんは幼稚園の年長時代に「ヒカルの碁」のファンだった父親から、「ニンテンドーゲームキューブ」の「ヒカルの碁3」をプレゼントされたことがきっかけで囲碁に興味を持ち、6歳の時からはじめています。
小学3年生の頃にお兄さんが通い始めた洪清泉棋士が主催している道場について行ったり、棋院近くにあった洪道場に足を運んだりして力を付けていったそうです。
当時はプロになれるとは思っておらず熱中していたら、いつの間にかお兄さんを追い越していたそうです。
そして芝野さんが11歳だった2010年にプロを目指す院生となりました。
ちなみに芝野さんは現在でも「棋士に向いていない。いつやめていもいい」と思っており、タイトルへの固執などはまったくないそうです。
そのような肩の力を抜いた自然体が彼の最大の強みとの指摘もあります。
以上が芝野虎丸さんの学歴と学生時代のエピソードのまとめです。
10代で名人位を獲得するなど、次々に史上最年少記録を塗り替えています。
また国民栄誉賞を受賞した井山裕太さんを破って王座を奪取するなど、その実力はもはやトップレベルです。
今後のさらなる活躍にも期待が高まります。
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