加藤一二三(ひふみん)の学歴と経歴|出身は早稲田大学・木津高校!中学校の偏差値|若い頃は天才だった

 

 ひふみんの愛称で親しまれている加藤一二三さんの出身高校や大学の学歴情報をお伝えします。若い頃に「天才」とされており、高校時代や大学時代のエピソードも併せてご紹介します

 

加藤一二三(かとう ひふみ)

 

06

 

194011日生

身長非公表

血液型はA型

 

福岡県出身の元プロ棋士、タレント、

愛称はひふみん

 

以下では加藤一二三さんの出身高校や大学の偏差値、学生時代のエピソードなどをご紹介いたします

 

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目次

加藤一二三の学歴まとめ

 

出身大学:早稲田大学 第二文学部西洋史学専攻(中退)

出身高校:京都府立木津高校

出身中学校:木津川市立木津中学校

出身小学校:稲築町立平小学校(転校)

 

加藤一二三の学歴~出身小学校の詳細

 

出身小学校:不明

※入学は福岡県稲築町立平小学校(現在は嘉麻市)

 

加藤一二三さんの出身小学校は、木津川市内の公立校のようですが校名などは不明です。

 

ただし出身中学校の校区からすれば以下の2校が有力です。

 

木津川市立木津小学校

木津川市立相楽小学校

 

生まれたのは福岡県にあった稲築町で、現在は嘉麻市になっています。

 

物心ついた頃から将棋をはじめていますが、本格的に取り組むことになったのは小学校4年生の時で、この時に「プロになれる」と思ったと話しており、このあたりにも「天才」ぶりが窺えるところです。

 

小学生時代から読書が好きで、「ジャンヌダルク」や「スターリン」などの偉人伝を読んでいます。

 

11歳の時に南口繁一九段の門下となって関西奨励会に入会したので、京都市の木津川市に移住しています。

 

ただし師匠の南口九段に関しては、後に次のような不満を語っています。

 

「私が奨励会に入る時の師弟関係は親が勝手に決めた名目上のことで、私は師匠から一切世話にならなかった。私の師弟関係は無効であるにも関わらず、あたかも関係があったかのように扱われて、不名誉な思いをしてきた。また妻や妻の親戚の人達に長年にわたり不名誉で不快な思いをさせてきた」

 

またその頃、升田名人に才能を見いだされ、名人は「この子、凡ならず」の言葉を残しています。

 

(升田幸三)

 

この升田名人は加藤さんの生涯の恩人で結婚式の仲人も務めており、本人も次のように語っています。

 

「升田九段は私が小学生の時に出会ってから終生、私に目をかけてくれた。有益な助言も数知れない」

 

当時は同じ年齢くらいの相手ではまったく相手にならなかったので、加藤さんは面白くなかったと話しています。

 

また奨励会時代には当時の最強棋士のひとりだった升田名人と対局しても簡単に負けなかったエピソードが残っています。

 

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加藤一二三の学歴~出身中学校(木津川市立木津中学校)の詳細

 

出身中学校:京都府 木津川市立木津中学校 偏差値なし

 

 

 

加藤一二三さんの出身中学校は、地元木津川市の公立校の木津中学校です。

 

加藤さんが引退した際に、隣町の精華町の佐々木まさひこ町議が加藤さんがこの学校の出身であることをツイートしています。

 

加藤さんは中学時代は既にプロ棋士を目指す奨励会に入会していましたが、中学校3年生の8月に四段に昇段して、当時の史上最年少(14歳7か月)でプロ棋士となっています。

 

 

この記録は2016年に藤井聡太さんによって更新(14歳2か月)されましたが、62年もの長きにわたった大記録でした。

 

こうした縁もあってか、藤井さんが2016年にプロ棋士デビューした際には、デビュー戦は加藤さんとの対局でした。

 

 

どちらも「天才」と呼ばれた棋士ですが、加藤さんはやはり藤井さんのことを「天才」だと次のように語っています。

 

「藤井聡太七段の将棋は今でも並べて研究しています。私は歴代の棋士すべてと戦っていますが、藤井さんの将棋は胸がわくわくするような感動を与えてくれます。やっぱり天才なんですよ。藤井さんは5歳で『名人になりたい』と書いていましたが、そんな人は藤井さん以外にはいませんよ

 

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加藤一二三の学歴~出身高校(府立木津高校)の詳細・若い頃は天才だった!

 

出身高校:京都府 木津高校 偏差値43(現在)

 

 

 

加藤一二三さん(ひふみん)の出身高校は、府立の共学校の木津高校です。

 

加藤さんの時代には偏差値という概念すらなかったので、当時のレベルは不明です。

 

中学時代に当時の史上最年少記録でプロデビューしている加藤さんは、高校時代も数々の輝かしい記録を打ち立てています。

 

高校1年生:4月に史上最年少で五段昇進(現在も最年少記録)

高校1年生:15歳10か月で六、五、四段戦で最年少優勝(後に藤井聡太が更新)

高校2年生:1月の高松宮争奪選手権で優勝し、新人棋戦を除く公式棋戦での最年少優勝。

 

(高校3年生の時)

 

そして18歳3か月でA級八段に昇進するという偉業を達成し、「神武以来(じんむこのかた)の天才」と呼ばれています。

 

また加藤さんは高校では生徒会長を務めており、図書室で1人で本を読むのが好きだったことを話しています。

 

当時からリーダーシップに長けており、人望もあったようですよ。

 

ちなみにひふみんは20歳で結婚していますが、お相手は中学・高校時代の同級生の紀代さんです。

 

 

高校時代は将棋のためあまり学校に通学できませんでしたが、休みがちなひふみんのためにノートを届け続けてくれたのが紀代さんでした。

 

そんな彼女の優しさもあって、高校を卒業する頃にはひふみんは「この人と結婚したい」と思うようになったそうです。

 

紀代さんの間には一男三女の子宝に恵まれていますが、ひふみんが熱心なカトリック信者であることから、家族全員カトリックの教徒です。

 

 

【主な卒業生】

ナダル(コロコロチキチキペッパーズ)

 

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加藤一二三の学歴~出身大学(早稲田大学)の詳細

 

出身大学:早稲田大学 第二文学部西洋史学専攻(中退) 偏差値60(閉鎖時)

 

 

 

加藤一二三さん(ひふみん)は高校卒業後は、早稲田大学の第二文学部に進学しています。

 

第二文学部は夜間部の文学ですが、20103月をもって閉鎖されています。

 

早稲田の二文は夜間部にも関わらず人気が高く、ピーク時には偏差値も60程度ありました。

 

また仕事をしながら通学できるので俳優の風間杜夫さんやタレントのタモリさん、女優の吉永小百合さんらもこの学部の出身者です。

 

加藤さんは早稲田大学に進学した理由を次のようにインタビューで話しています。

 

私は18歳で早稲田に入ったのですが、仕事の関係で朝日新聞社の幹部にいろいろと話をうかがっていたんですよ。その幹部が、「加藤さん、これから先は視野の広い人生観が必要だから、大学に行ったほうがよろしいよ」と言われてね、そのこともあって早稲田に進んだんですけれども

 

当時の加藤さんは「A級」というプロ棋士の中でも上位10人に入るほどの地位にありましたが、それでもこのような理由から大学に進学しています。

 

大学時代は西洋文学に夢中だったことをインタビューで語っています。

 

ただし大学に入学したものの、やはり棋士としての活動を優先させるために、時期は不明ですが中退しています。

 

(18歳の頃の升田幸三名人との対局)

 

とは言え早稲田ではスポーツや音楽、資格試験に励んでいる人など幅広い人たちと出会って、その後も交流が続いたため、「大学に行ってよかった」とコメントしています。

 

また中退後も年に1度の早稲田祭の時には、公認サークルの早稲田大学将棋部の催しに参加して、将棋を教えています。

 

そして20歳の時にタイトル戦初挑戦で、大山康晴名人に挑んで敗れています。

 

28歳の時に大山名人を破って念願の初のタイトルを獲得しています。

 

 

以上が加藤一二三さんの学歴や学生時代のエピソードのまとめです。

 

現役時代は大山康晴さんや中原誠さん、米長邦雄さんらの名棋士たちと数々の名勝負を繰り広げてきました。

 

 

77歳で現役を引退しましたが、引退に際してはツイッターで次のようなメッセージを発信しています。

 

「10歳のとき新聞の観戦記に触れ将棋の本質を悟ったわたくしが、天職である将棋に、最善の環境の中、生涯を懸け全身全霊を傾け打ち込むことができましたのは、御支援賜りましたスポンサー、将棋ファンすべての皆様おひとりおひとりのおかげに他なりません。幸せな棋士人生をありがとうございました」

 

そして引退後はタレント活動も開始しており、気さくな人柄がうけて「ひふみん」の愛称で世代を超えて多くの人々に愛されています。

 

 

また2017年には「ひふみんアイ」で歌手デビューも果たしています。

 

 

末永い活躍を期待したいところです。

 

 

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経歴/プロフィールの詳細

 

14歳:1954年に当時の最年少記録で初の中学生プロ棋士となる。 

17歳:1957年に高松宮賞争奪選手権戦で170か月で優勝し、史上最年少記録を達成。 

28歳:1968年の十段戦で大山康晴十五世名人を破って、初タイトルを獲得する。 

49歳:1989年に大山に続いて史上2人目の通算1000勝を達成。

76歳:2016年に史上最年少棋士記録を更新した藤井聡太四段のプロデビュー戦の相手となり、626か月の年の差は公式戦の新記録となった。 

77歳:2017630日限りで現役を引退。 

獲得タイトルは、十段3期、棋王2期、名人、王位、王将がそれぞれ1期。 

通算成績は対局数2505(歴代1位)、1324勝(3位)、1180敗(1位)。 

現役時代からメディアへの出演が多く、引退後はワタナベエンターテインメントとマネジメント契約を結んだ。



 

ここまでお読みいただきありがとうございました。ご質問やご意見などがございましたら、お手数をおかけしますがページ上の「お問い合わせ」よりお願いいたします。また出身校や偏差値情報などのリサーチには万全を期しているつもりですが誤りなどがあった場合はご指摘していただけると幸いです。なお返信はあるだけ早くおこなうようにしていますが、数日かかる場合があることをご了承ください。

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