小説家の辻村深月さんの出身高校や大学の偏差値などの学歴情報をお送りいたします。国内でも有数の人気作家の辻村さんですが、どのような学生生活を送っていたのでしょうか? 学生時代のエピソードや情報なども併せてご紹介いたします
辻村深月(つじむら みづき)
1980年2月29日生
身長153㎝
血液型はB型
山梨県石和町(現在は笛吹市)出身の小説家
本名非公表
以下では辻村深月さんの出身高校や大学の偏差値、学生時代のエピソードなどをご紹介いたします
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辻村深月の学歴~出身大学(千葉大学)の詳細
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出身大学:千葉大学 教育学部 偏差値50~55(学科不明のため)
辻村深月さんは高校卒業後は、国立大の千葉大学に進学しています。
在籍したのは教育学部ですが、学科などの詳細は不明です。
大学時代はミステリ研究会に在籍をしていました。
辻村さんはミステリ小説の愛好会や同好会がある大学を調べており、雑誌の特集で大学のミステリ研究会を紹介していたところにこの大学が載っていました。
高校時代からミステリ研究会に入ることが憧れでした。
また辻村さんの両親は公務員だったことから、公務員を目指す方向に行ってしまったとのことで、学校に関わる仕事がしたいと思って教育学部に進んでいます。
とは言え、大学在学中に作家になりたいという強い気持ちはありましたが、それが叶うことはありませんでした。
辻村さんは大学卒業後は東京で働きながら作家を志そうと思っていましたが、母親から「団体職員の応募があるから受けてみないか」と言われて、とりあえず受けてみると受かったため地元に戻っています。
そのため大学卒業後は山梨県で県関係の団体職員として事務職を勤めていました。
24歳だった2004年に作家デビューして、2008年には専業作家になっています。
そして2012年に「鍵のない夢を見る」で直木賞を受賞して、大きな注目を集めています。
今後の活動にも注目ですね。
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辻村深月の学歴~出身高校(山梨学院大学附属高校)の詳細
出身高校:山梨県 山梨学院大学附属高校 特進コース 偏差値59(中の上)
※現在は山梨学院高校
辻村深月さんの出身高校は、私立の共学校の山梨学院大学附属高校です。
この高校は1956年開校の山梨学院大学の系列の私立高校で、部活動が盛んなことで知られています。
特にサッカー部や駅伝部は強豪で、全国大会の常連です。
また同校は普通科(偏差値54)のほか特進コース(偏差値59)を設置していますが、辻村さんは特進コースに在籍していました。
辻村さんはこの高校の特進コースについてインタビューで次のように話しています。
「進学校で100人くらいしかいないコースで、全員の顔と名前がなんとなく分かる、アットホームな環境でした。」
とは言え、アットホームな環境の中にも緩やかなカーストはあったといいます。
高校時代は帰宅部で、部活動などはおこなっていません。
辻村さんはこの高校に入学をして中学時代の友人と離れたときに、異世界ではなく教室を舞台としたミステリを書くと面白いのではないかと思いました。
夕方の17時半まで補習があり部活に入る暇もないほど勉強に追われている中で、並行して小説の中で高校生活を書いてみたいと思ったとのことです。
当時のことについてはインタビューで次のように話しています。
「勉強中心の息が詰まりそうな学生生活でしたが、その反動で、デビュー作の『冷たい校舎の時は止まる』という小説の元になる話を授業中に書いたんです。ノートとか教科書で隠しながら。」
毎回授業が終わると友人が休み時間に読んでくれるという流れができており、振り返ると楽しい学校生活だったようです。
辻村さんの書いた作品には犯人当ての要素があり、みんなから続きを読みたいと言われたときにプロの作家になれるかもしれないと思ったことを明かしています。
高校時代には瀬名秀明さんの「パラサイト・イヴ」が発売されており、辻村さんにとって理系作家の登場は衝撃だったといいます。
進路に迷っていた時には瀬名さんの文系と理系を書いた親書を読んで影響を受けました。
辻村さんは大学受験の前日にも小説を読んでおり、桐野夏生さんの「OUT」は読みだすと止められなかったようです。
【主な卒業生】
前田大然(サッカー日本代表)
金丸義信(プロレスラー)
河西歩果(タレント)
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辻村深月の学歴~出身中学校(石和町立石和中学校)の詳細
出身中学校:山梨県 石和町立石和中学校 偏差値なし
※現在は笛吹市立石和中学校
辻村深月さんの出身中学校は、地元山梨県石和(いさわ)町内の公立校・石和町立石和中学校です。
中学時代はミステリを中心に読んでおり、他にも田中芳樹さんの作品も読んでいました。
学校でもクラスメイトも読んでいたことから、友人と本の話をできることが非常に楽しかったと言います。
また中学時代はクラスの中心的な存在ではありませんでしたが、クラスの中心にいた子が本を読む子だったことからその子に守ってもらっていたと当時を振り返っています。
辻村さんは中学時代はファンタジーの作品を書いていました。
辻村深月の学歴~出身小学校(石和町立石和東小学校)の詳細
出身小学校:山梨県 石和町立石和東小学校
※現在は笛吹市立石和東小学校
辻村深月さんの出身小学校は、地元石和町内の公立校・石和町立石和東小学校です。
家族構成は両親と妹の4人家族のようです。
父親は役所勤めで母親は保健師という公務員一家で育ちました。
辻村さんは生まれたときに司書をやっていた大叔母から、20冊ほどの絵本をプレゼントされています。
幼少期から絵本に触れており、小学校では江戸川乱歩さんや横溝正史さんの本を読むようになりました。
また同時に漫画も読んでおり、「ドラえもん」のコミックスが自宅に1、2冊あったためボロボロになるまで読んでいました。
小学3年生になると自らも小説を書きはじめています。
周囲は自分の好きな男子をモデルにしたような恋愛小説を書いているのを見て、それでは長続きしないと思いホラーを書きはじめています。
以上が辻村深月さんの学歴と学生時代のエピソードのまとめです。
小説家としては順調に進化を遂げて、現在では国内では有数の人気女性作家となっています。
またテレビドラマや映画化される著作が多いことでも知られています。
今後のさらなる活躍にも期待が高まります。
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