演技派俳優として知られる香川照之さんの出身高校や大学の偏差値などの学歴情報をお送りいたします。人付き合いが苦手だった高校時代やボクシングにハマった中学時代など、学生時代のエピソードや情報も併せてご紹介いたします
香川照之(かがわ てるゆき)
1965年12月7日生
身長171㎝
血液型はAB型
東京都出身の俳優、歌舞伎役者
九代目市川中車
本名同じ
父親は歌舞伎役者の二代目市川猿扇、母親は女優の浜木綿子
以下では香川照之さんの出身高校や大学の偏差値、学生時代のエピソードなどをご紹介いたします
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香川照之の学歴まとめ
出身大学:東京大学 文学部
出身高校:暁星高校
出身中学校:暁星中学校
出身小学校:暁星小学校
香川照之の学歴~出身小学校(暁星小学校)の詳細
出身小学校:東京都 暁星小学校
香川照之さんの出身小学校は、私立の男子校の暁星小学校です。
ここまででわかるように香川さんは「お受験」こそしたものの、高校まではエスカレーター式に進学しています。
家族構成は両親と本人の3人家族です(ひとりっ子)。
父親は歌舞伎俳優の二代目市川猿扇さん、母親は女優の浜木綿子さんです。
また歌舞伎俳優の市川猿之助さんはいとこにあたります。
母子家庭に育っている
香川さんは2歳の時に両親が離婚したことから、以降は母子家庭で育っています。
ちなみに香川さんが生まれた当時から父親には愛人の藤間紫さんがおり、そのことが原因で浜さんとの結婚生活はわずか1年数か月でピリオドを打っています。
また父親は半ば家を捨てる形で出て行ったので、香川さんとの確執が長く続きましたが、後日に和解しています。
香川さんは2011年に市川中車を名乗って歌舞伎役者としてデビューしていますが、その際には父親の猿扇さんのサポートが大きかったようです。
また母子家庭に育っていますが母親が人気女優だったことから暮らしは裕福で、母親が仕事で家を空けることも多かったので、叔母や祖母が香川さんの面倒を見ています。
子供の頃の香川さんは非常に内気な少年でした。
子供の頃から昆虫好き
昆虫好きで知られる香川さんですが、小学生の頃から虫に傾倒しており、当時からカマキリを飼育して交尾を4時間も観察するなどしています。
そんな昆虫好きが買われて2016年からはNHKEテレの「香川照之の昆虫すごいぜ!」に出演しています。
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香川照之の学歴~出身中学校(暁星中学校)の詳細
出身中学校:東京都 暁星中学校 偏差値69(難関)
香川照之さんの出身中学校は、私立の男子校の暁星中学校です。
この中学校は高校に併設している系列校で、高校へは内部進学で進んでいます。
中学校時代から勉強ができた
香川さんは中学時代も学校の成績はトップクラスでした。
そのため中学校時代には早くも教師から将来は東京大学を受験することを勧められています。
さらに中学時代の先生の影響で国語が好きなったことを、インタビューで話しています。
「中学校の国語がとても印象に残っています。国語は実はあまり好きな教科ではなかったのですが、わかりやすく教えてくださるW先生との出会いで国語が好きになりました」
中学校時代からボクシング観戦にハマる
また中学生の時に世界チャンピオンだった具志堅用高さんの試合をテレビで見たことがきっかけで、ボクシングに熱中しています。
そのため後楽園ホールに通ったり、海外のビデオを取り寄せたり、選手たちのプロフィールをノートにまとめるなど、当時からかなりのマニアぶりでした。
ちなみに2011年にはボクシングを題材にした映画「あしたのジョー」で、丹下段平役で出演しています。
現在はボクシングの世界タイトル戦などで解説もしている香川さんですが、そのルーツは中学校時代にありました。
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香川照之の学歴~出身高校(暁星高校)の詳細
出身高校:東京都 暁星高校 偏差値69(推定・難関)
香川照之さんの出身校は、私立の男子校の暁星(ぎょうせい)高校です。
同校は帰国子女枠以外は高校での募集はない完全中高一貫校のため、偏差値も推定になります。
また同校は歌舞伎役者のOBが多いことで知られ、中村吉右衛門さんや市川染五郎さん、市川猿之助さんらも同校の卒業生です。
高校時代は勉強を頑張っていた
学生時代は一貫して部活動やクラブ活動をやっておらず、コンスタントに勉強をしていました。
わずか1歳の時に父親が家を出て、以降は母子家庭に育ったことから、早く母親を安心させたく必死に勉強をしたとのことです。
高校時代は学校ではトップクラスの成績でした。
ただし塾に通ったり家庭教師を付けたりもせずに、学校の授業だけ聞いて自分で勉強しています。
なお高校時代の香川さんは古文の教師になりたかったことから、駿台予備校の古文の講座に通ったことはありました。
加えてこの高校は系列の中学校からフランス語が必修科目となっていますが、香川さんは中学校時代にフランス語をマスターしたそうです。
バラエティ番組に出演した際にも香川さんは流暢なフランス語を披露しています。
その一方で高校時代の香川さんは明るいタイプではなく、社交性も乏しく、屈折していたそうで、友人も少なかったそうです。
また香川さんは現役で東京大学に合格していますが、合格発表の際には本人よりも母親の浜さんのほうが早く駆け付けたため、ワイドショーなどに取材をされまくったとのこと。
【主な卒業生】
北大路欣也(俳優)
グッチ裕三(タレント)
モト冬樹(タレント)
賀来賢人(俳優)
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香川照之の学歴~出身大学(東京大学)の詳細
出身大学:東京大学 文学部社会心理学科 偏差値68(超難関)
香川照之さんは高校卒業後は、東京大学(文科Ⅲ類)に進学します。
確執のあった父親の市川猿扇さんが慶応大学出身だったことから、とにかく「慶応よりもいい大学」を目指して、東大に入学しています。
大学では林修と同期
大学では文学部に進んで社会心理学を専攻しており、大学の同期にはタレントの林修さんもいました(林さんは法学部)
大学は首席で卒業している
また香川さんは大学時代もサークル活動などをおこなわずに学業に励んでおり、超難関で知られる東京大学を首席で卒業しています。
ただし香川さん自身、大学や大学時代のエピソードなどを語ることはほとんどありません。
大学4年生の時にTBSでADのアルバイトをしていますが、特に俳優になろうと思ってはいませんでした。
なおADのアルバイトは、母親で女優の浜木綿子さんの紹介です。
またその際には映画「GO」や「世界の中心で、愛をさけぶ」などで知られる映画監督の行定勲さんが後輩でした。
ただし行定さんのインタビューによれば当時の香川さんはやたら先輩風を吹かせる嫌なタイプだったそうです。
「たった3週間だけですよ、今考えれば。でも、もう相当先輩っぽい感じで。スゴイやな人でしたね。「うまいとこ、俺が教えるから。今から言うぞ」て、いくつか早口でバババって言うんですよ。「メモんなくていいの!俺、1回しか言わないからね!」って」
当初は一般企業への就職も検討していましたが、「満員電車に乗れそうもない」という理由で就職は諦めています。
また香川さんはADの仕事を続けていくうちに、「自分は演じる側のほうが向いている」と思いはじめて、俳優志望になっていきます。
大学卒業後に俳優を目指す
大学卒業後は、特にやりたい仕事がなかったことから、消去法で本格的に俳優を目指していますが、テレビ局でのアルバイトは継続しています。
またデビューから数年間は東大卒ということと三代目市川猿之助と浜木綿子の息子ということばかりがクローズアップされています。
(若い頃)
静かなるドンシリーズで知名度が上昇
テレビドラマの初出演が24歳で下積み生活も長く続きましたが、1991年から出演したVシネマ「静かなるドンシリーズ」で知名度が上昇。
なおこのシリーズに出演した際には、鹿島勤監督から最低30回、多い時で70回ものリテイクを出されたことから、香川さんは演技に目覚めたことをインタビューで述べています。
また俳優としては次のように報じられたこともあります。
「記憶力がズバ抜けていて、完璧主義。現場に来るときに台本を完全に覚えているのは当然で、監督が指示するだろう数パターンの演出も予習してきている。そんなときに、香川はやっぱり東大卒だと思う」
記事引用:smart-flash.jp
そして30歳を超えてからようやく「演技派俳優」として広く認知されることになり、以降は多くの作品に出演しています。
特にテレビドラマ「半沢直樹」の大和田常務役は当たり役になっています。
今後も出演作を盛り上げるでしょうから楽しみですね。
※追記
2022年8月に香川さんの銀座のホステスに対する性加害報道がされました
以上が香川照之さんの学歴と学生時代のエピソードのまとめです。
俳優デビュー後は長らくの下積み生活も経験していますが、後に演技派俳優としてブレイクして、日本アカデミー賞も受賞するほどの名優となっています。
演技についてはもはや説明不要ですが、時にはその「怪演」が話題になることもあります。
また40歳を過ぎてからは歌舞伎界にも進出しており、その他にもボクシング解説者などとしても活動。
ちなみに香川さんが歌舞伎役者になったのは両親が離婚することがなければ自分が引き継いでいたであろう「市川猿之助」の名跡を息子の政明さん(五代目市川團子)さんに継がせたいという思いからだと報じされています。
既に年齢は50代に突入していますが未だに多方面で精力的な活動を展開しており、今後にも期待です。
香川照之の経歴
1965年(0歳):東京都で生まれる
1967年(2歳):両親が離婚
1989年(24歳):NHK大河ドラマ「春日局」にて俳優デビュー
1991年(26歳):「静かなるドンシリーズ」に出演
1995年(30歳):一般女性と結婚(2016年に離婚)
2004年(39歳):中国映画「故郷(ふるさと)の香り」で準主演
2006年(41歳):アニメーション映画「ゲド戦記」にて声優デビュー
2009年(44歳):映画「剱岳」で日本アカデミー賞最優秀助演杯優勝を受賞
2011年(46歳):歌舞伎俳優としてデビュー
2013年(48歳):ドラマ「半沢直樹」に出演
2020年(55歳):連続ドラマ「当確師」に主演
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