政治家の岸田文雄さんの出身高校や大学の偏差値などの学歴情報をお送りします。次期総裁候補とされる岸田さんはどのような学生生活を送ってきたのでしょうか? 学生時代のエピソードや情報、若い頃の画像なども併せてご紹介いたします
岸田文雄(きしだ ふみお)
1957年7月29日生
身長174㎝、体重62kg
血液型はAB型
東京都渋谷区出身の政治家・衆議院議員
自由民主党所属
本名同じ
以下では岸田文雄さんの学歴や出身高校・大学の偏差値、学生時代のエピソードなどをご紹介していきます
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岸田文雄の学歴まとめ
出身大学:早稲田大学 法学部
出身高校:開成高校
出身中学校:千代田区立麴町中学校
出身小学校:PS20→PS13→千代田区立永田小学校
岸田文雄の学歴~出身小学校(千代田区立永田小学校)の詳細
出身小学校:東京都 千代田区立永田小学校
※現在は閉校
岸田文雄さんの出身小学校は、千代田区内の公立校の永田小学校です。
この小学校は千代田区永田町の自民党本部前にあった小学校ですが、1993年に閉校になっています。
家族構成は両親と弟の4人家族です。
父親は元衆議院議員の岸田文武氏で、祖父の岸田正記氏も衆議院議員を務めており、政治家一族に生まれています。
また親戚には元内閣総理大臣の宮澤喜一さんらがおり、家系図も華麗な内容になっています。
ちなみに弟の岸田武雄氏は政界に入らずに、三菱商事に勤務しています。
岸田さんは東京都の渋谷区に生まれていますが、小学校1年生の頃から3年生の頃までは父親の仕事の都合でニューヨークに在住しています。
ニューヨーク時代はパブリックスクールと呼ばれる公立小学校に通学しています。
小学校1年生の時には「PS20」という公立校、小学校2年生の頃からは「PS 13 Clement C Moore School」に通学していました。
小学校1年生の時に在住していたアメリカでケネディ大統領の暗殺という大事件があって、言葉も通じない中で夜中までその報道を見ていた記憶があるとコメントしています。
また岸田さんは小学校時代に漠然と政治家を目指したとのこと。
政治家を目指したのはニューヨーク時代に差別を受けたことが理由のようです。
インタビューでも次のように振り返っています。
「その同じクラスの中に色んな人種の人間が、まあ公立校ですからそれこそ色んな人種の人間が同じ教室で学ぶ。そうするとですね、やはり子供の世界であっても人種差別とかですね。そういうこう生々しいやり取りが存在するわけですよね」
小学校4年生の時に帰国して、永田町小学校に編入して卒業しています。
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岸田文雄の学歴~出身中学校(千代田区立麴町中学校)の詳細
出身中学校:東京都 千代田区立麹町中学校 偏差値なし
岸田文雄さんの出身中学校は、千代田区内の公立校の麹町中学校です。
この中学校は公立校でありながら都立の上位進学校の日比谷高校への合格者を多数輩出しており、古くから「エリート中学校」とされ現在まで越境入学者が多いことで知られています。
ちなみに岸田さんはこの中学校の校区内の小学校を卒業しており、越境入学者ではありません。
岸田さんは中学時代も軟式テニス部に在籍して、部活動に励んでいます。
また自身の中学時代を振り返って次のように語っています。
「割合自分の好きなことは一生懸命やりますけど。あんまり関心がないことについては随分と手抜きをしてきたのかなと。結果、なんか今もっと一生懸命やっときゃ良かったなと思うことはいっぱいあります」
記事引用:ログミーBiz
政治家の息子として生まれていますが、中学・高校時代を通じて「ガリ勉」ではなかったようです。
【主な卒業生】
加藤紘一(元政治家)
角野卓造(俳優)
貫地谷しほり(女優)
露木茂(アナウンサー)
山本コータロー(歌手)
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岸田文雄の学歴~出身高校(開成高校)の詳細
出身高校:東京都 開成高校 偏差値78(現在・超難関)
岸田文雄さんの出身高校は、私立の男子校の開成高校です。
この高校は1871年開校の伝統校で、1982年から現在まで東京大学の合格者が日本一の全国的な進学校です。
ちなみにこの高校の2021年度の主な進学実績は次のようになります(浪人生含む)。
東京大学:183名
一橋大学:10名
東京工業大学:10名
京都大学:9名
早稲田大学:238名
慶応義塾大学:167名
東京理科大学:60名
この高校には系列の中学校もありますが、岸田さんはこの高校に一般受験で入学しておりかなりの学力を有していました。
高校時代は硬式野球部に所属して、部活動に打ち込んでいました。
ポジションは内野手(ショートかセカンド)でした。
どちらかというと文化系のイメージのある岸田さんですが、子供の頃からスポーツが好きで高校時代も部活動に励んでいました。
しかし進学校ゆえチームは弱く、「試合のたびに酷い目に遭った」とコメントしています。
野球経験者ということもあり、現在でもプロ野球の広島カープのファンで、始球式をおこなったこともありました。
その他にも高校時代にギターをはじめています。
そして高校時代については開成高校のOB会である「永霞会(えいかかい)」を設立した際には、次のように述べています。
「恐れを知らない希望に満ちた時代だった。そうした時代をともにした仲間は人生の財産だ」
記事引用:文春オンライン
ちなみに高校時代の岸田さんは小説家などの芸術系の職業に憧れたそうです。
前記のように岸田さんは高校時代から東京大学志望でしたが現役時代はかなり自信があったようで、不合格になった際には「どうやって家に帰ったかわからない」と語るほどでした。
相当のショックだったようですね。
【主な卒業生】
蜷川幸雄(演出家)
渡邊恒雄(元読売グループ本社社長)
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岸田文雄の学歴~出身大学(早稲田大学)の詳細
出身大学:早稲田大学 法学部 偏差値68(難関)
岸田文雄さんの出身大学は、名門私大の早稲田大学です。
慶応義塾大学の法学部にも合格していますが、早稲田大学を選んで進学しています。
ただし現役での合格ではなく、2年間の浪人生活を経ての入学です。
なおインターネット上には岸田さんの浪人期間を1年とする情報が多く見られますが、2020年9月に情報番組「ひるおび!」に出演した際に本人が2年間浪人していたことを明らかにしています。
後述するように岸田さんは「超」のつく進学校に通学しており、第一志望は東京大学Ⅰ類(法学部)でしたが合格がかなわず、早稲田大学に進学しています。
父親の出身大学が東京大学だった影響で東京大学を目指しましたが、浪人2年目でも合格しませんでした。
ただしその際には「ほっとした」と述べており、東京大学とは縁がなかったと考えて早稲田大学に進学しました。
また東京大学をトータルで3度不合格になったことで、インタビューでも自身はエリートではないと話しています。
「私は決して線の細いエリートではありません。母校の開成高校は東大に進む生徒が多い中、私は東大受験に三回失敗するなど悔しい思いもしました。早稲田と慶応の両方に受かりましたが」
大学時代は法学部に在籍しており、司法試験の考査委員も務めていた民法学の浦川道太郎さんのゼミもとっていました。
ただし岸田さんは「勉強はそこそこで、支離滅裂で色んなことをやっていた」とインタビューで語っています。
早稲田大学では同じ自民党で防衛大臣を務めている岩屋毅さんと同期で、当時から友達でした。
岸田さんは当時から友達がたくさんいたと話しており、国内旅行に行ったりたくさん遊んでいたとコメントしています。
父親が衆議院議員を務めた岸田文武さんだった影響もあって、大学時代に将来は政治家になることを意識していました。
大学卒業後は日本長期信用銀行(現在は新生銀行)に就職しています。
当時の長銀はエリート中のエリートしか入行できない銀行だったので、岸田さんは大学時代はたくさん遊んだと言いながらも成績は非常に優秀だったのでしょう。
ちなみに当時の長銀の新卒はほとんどが東京大学か京都大学の卒業者で、私立大学からこの銀行に入行するのは困難でした。
なお前記のように岸田さんは帰国子女で英語が堪能で、英語で講演などもできるほどです。
5年間のサラリーマン生活を経験しています。
そして30歳の時に父親の秘書となって、31歳の時に現在の奥さんの裕子夫人と見合い結婚しています。
なお裕子夫人は7歳年下で、結婚した際には24歳の若さでした。
ちなみに2人は現在でも仲睦まじいようで、インスタグラムなどでもたびたびツーショットを披露しています。
加えて裕子夫人との間には3人の息子が誕生しています。
長男の翔太郎さんは慶応義塾大学を卒業後に三井物産勤務を経て、現在は父親の秘書を務めています。
また次男の晃史郎さんは日本大学を卒業しています。
三男は名前や学歴は不明ですが、2020年の総裁選挙の際には一家で動画に出演していました。
そして岸田さんは36歳の時に衆議院議員選挙に初出馬して当選しています。
ちなみに初当選した1993年の衆議院議員選挙には安倍晋三さんも初当選しており、ふたりは同期です。
その後は着実に党内でもキャリアを重ねて、要職も歴任しています。
加えて2020年8月に安倍晋三さんが辞意表明した際には、総裁選に出馬することを明らかにしました。
相手は菅義偉さんと石破茂さんになりますが、下馬評では菅さんの圧倒的な有利が伝えられています。
さらに2021年9月には菅義偉首相の辞意表明により、再び自由民主党の総裁選挙に出馬しています。
今回は河野太郎さんとの一騎打ちも囁かれており、その動向にも注目です。
※追記
2021年9月29日におこなわれた自由民主党の総裁選挙で岸田さんは勝利しました。
そのため第100代内閣総理大臣に就任することが確実になりました。
その政治手腕にも期待が高まります。
以上が岸田文雄さんの学歴や学生時代のエピソードです。
スマートでイケメン政治家として知られている岸田さんですが、初当選後は外務大臣や防衛大臣、政調会長などの要職を歴任しており、「ポスト安倍」として将来の総理大臣の有力候補としてその名前も挙がっています。
人気の高い政治家でもあるので、今後の動向にはかなりの注目が集まります。
岸田文雄の経歴・プロフィールのまとめ
1958年(0歳):東京都渋谷区生まれ
父親の文武、祖父の正記も元衆議院議員
1983年(25歳):日本長期信用銀行に就職
1988年(30歳):父親の秘書になる
1989年(31歳):裕子夫人と見合い結婚(3人の息子をもうける)
1993年(35歳):自民党から衆議院議員選挙に出馬して初当選
2000年(42歳):加藤の乱に参加
2007年(49歳):第1次安倍改造内閣で内閣府特命大臣で初入閣
2012年(54歳):第2次安倍内閣で外務大臣を務める
2017年(59歳):防衛大臣を兼務
2020年(62歳):自民党総裁選に立候補(2位)
2021年(63歳):自民党総裁選に立候補(1位)
2021年(63歳):第100代内閣総理大臣に就任
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