やり投げの北口榛花さんの出身高校や大学の偏差値などの学歴情報をお送りいたします。2022年の世界選手権で銅メダルを獲得して話題になった北口さんですが、実は勉強も得意で進学校に通学していました。学生時代のエピソードや情報、当時のかわいい画像なども併せてご紹介いたします
北口榛花(きたぐち はるか)
1998年3月16日生
身長179㎝
血液型は非公表
北海道旭川市出身の陸上選手
本名同じ
以下では北口榛花さんの出身高校や大学の偏差値、学生時代のエピソードなどをご紹介いたします
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北口榛花の学歴まとめ
出身大学:日本大学 スポーツ科学部競技スポーツ学科
出身高校:北海道立旭川東高校
出身中学校:北海道教育大学附属旭川中学校
出身小学校:北海道教育大学附属旭川小学校
北口榛花の学歴~出身小学校(北海道教育大学附属旭川小学校)の詳細
出身小学校:北海道 北海道教育大学附属旭川小学校
北口榛花さんの出身小学校は、国立の共学校の北海道教育大学附属旭川小学校です。
家族構成は両親と3人家族です(ひとりっ子)。
父親は旭川市内のホテルのパティシエで、母親は実業団の共同石油(現在のENEOS)でプレーした元バスケットボール選手です。
北口さんは「笑顔でいれば幸せなこと、いいことを、笑顔は引きつけてくれるよ」と、母親から教わったため笑顔を心がけるようになりました。
子供の頃や小学校時代のエピソード
3歳のときから水泳を習いはじめています。
また水泳をしている傍ら、小学校に入学後にはバドミントンにも取り組んでおり、小学6年生のときに全国小学生バドミントン選手権の団体戦で優勝を勝ち取っています。
ちなみに小学校6年生の時の全国大会では後に世界選手権で金メダルを獲得して、世界ランク1位となる山口茜さんとも対戦しています(結果は山口さんの勝利)。
当時の山口さんは既に全国的な選手だったので、北口さんは敗れたものの「点がとれてよかった」と述べています。
なお北口さんは運動神経が万能で、スポーツは全般的に得意です。
小学校時代は投てき種目はおこなっていませんが、体育祭のボール投げでは同級生は「次元が違った」と述べています。
また当時から勉強も得意で学校の成績も優秀でした。
北口榛花の学歴~出身中学校(北海道教育大学附属旭川中学校)の詳細
出身中学校:北海道 北海道教育大学附属旭川中学校 偏差値51(普通)
北口榛花さんの出身中学校は、国立の共学校の北海道教育大学附属旭川中学校です。
この中学校は1947年開校の国立中学校で、地元では古くから進学校として知られています。
北口さんはこの中学校の系列の小学校に通っていたため、内部進学で進んでいます。
中学校時代は水泳とバドミントンで活躍
中学時代は水泳とバドミントンの二足のわらじ状態でした。
水泳では全国大会に出場をしています。
バトミントンでは北海道大会に出場しています。
なおこの中学校には系列の高校がないので、北口さんは高校受験をして後記の進学校に進んでいます。
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北口榛花の学歴~出身高校(道立旭川東高校)の詳細
出身高校:北海道 旭川東高校 偏差値66(難関)
北口榛花さんの出身高校は、道立の共学校の旭川東高校です。
この高校は1903年開校の伝統校で、道内では有数の進学校のひとつとして知られています。
出身が旭川東高校である理由
北口さんはこの高校の出身者であることを公言しています。
北口さんはこの高校に一般受験で入学しており、高い学力を有していました。
後述するように北口さんは中学時代までは水泳をメインにおこなっていました。
水泳は高校1年生の頃までおこなっていました。
高校入学後からやり投げをはじめる
高校入学後に陸上部の顧問の松橋昌巳先生に何度もスカウトをされており、「やり投げは投げる競技だけどスマッシュに近いよ」と言われて、水泳との掛け持ちを条件に陸上部に入部をしました。
当初はやり投げをやるのを渋っていましたが、現在では松橋先生に感謝しています。
「松橋先生に出会わなかったら、やり投は始めていませんでした。巡り合わせに感謝しています。進学校だったので、強豪校のような環境でのトレーニングではありませんでしたが、練習で走ったりリレーに出たり、偏った練習にならなかったこともよかった思います」
ちなみに当時の北口さんはやり投げという競技自体を知りませんでした。
また松橋先生には「インターハイに出れる」と言われて口説かれています。
なおやり投げは最初はなかなかやりを投げられなかったり、やりが地面に刺さらないケースが多いのですが、北口さんは最初から地面にやりが刺さったそうです。
そして陸上部に入部後、2ヶ月ほどでやり投げのインターハイ北海道予選で優勝をしています。
また高校1年生の時には水泳でもインターハイに出場をしました。
ちなみに水泳は自由形を得意にしていました。
高校2年生でやり投げの3冠に輝く
北口さんは同じ年の秋からは陸上部でのやり投げに専念しており、高校2年生のインターハイでは全国優勝をしました。
さらに日本ユース選手権と国体の3冠を達成しています。
その後も国内の高校生の大会では無敵で、高校日本新記録も更新しています。
翌年、高校3年生の時には世界ユース選手権で金メダルを獲得しました。
このような活躍もあり、高校3年生の時には東京オリンピックで活躍するアスリートを育成・強化するプロジェクトの「ダイヤモンドアスリート」に認定されています。
北口さんの住む地域では、冬の間は雪で覆われているためグラウンドを使うことができませんでしたが、このことをハンデに感じたことはありませんでした。
このことについてはインタビューで次のように話していました。
「その間にもハンドボール投げたりとかして。やりは投げないけど、色んなことができる。やりを投げられないからこそ、技術的な部分をイチから見つめ直すじゃないですけど、どうやってやりたいのかを考えたりすることができたので。」
ちなみにこの高校の陸上部の短距離の選手の人数が少なかったことから、高校時代に陸上大会の4×400mリレーにも出場したことがあります。
すると既にやり投げで有名だったことから、他校の部員たちに「リレーを走っているのは北口さん?」と驚かれたそうです。
その際には「もう絶対走りたくない」と言ったそうです。
なお北口さんは性格が非常によく、よく笑う子だったと同級生が証言しています。
当時からおしゃべりで、1時間でも2時間でもおしゃべりができたそうです。
また高校時代の活躍から高校卒業時には数々の陸上の強豪の大学からスカウトされていますが、前記の大学に進学しています。
【主な卒業生】
寺沢武一(漫画家)
青野武(声優)
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北口榛花の学歴~出身大学(日本大学)の詳細
出身大学:日本大学 スポーツ科学部競技スポーツ学科 偏差値43(容易)
北口榛花さんは高校卒業後は、私立大の日本大学に進学しています。
日本大学に進学した理由
後述するように北口さんは勉強が得意で行きたい大学はどこでも進学できるような状況でしたが、村上幸史さんの指導を受けることができるということで進学先をこの大学に決めています。
大学には一般受験ではなくスポーツ推薦で進んでおり、このことについてはインタビューで次のように話しています。
「この方法(スポーツ推薦)で入学するならやるしかない。だから、結果が出なかったとしても絶対に辞めない、と心に決めていました。どんなに気持ちが落ち込んでいてもグラウンドには足を運びました。つらい時期もたくさんありましたけど……。」
記事引用:月間陸上競技
ちなみに競技を考えなければ国立大学の筑波大学に進学したかったことを明らかにしています。
在籍したのはスポーツ科学部・スポーツ学科です。
大学時代は体育会・陸上競技部に在籍して、競技に打ち込んでいました。
大学時代はケガに苦しむ
大学に進んでからは苦しんだことも多く、リオ五輪の参加標準記録に届かなかったことや大学2、3年生の時には右ひじの怪我もあり、記録は足踏み状態でした。
そのため大学2年生の時に日本学生陸上競技対校選手権で優勝したものの、大学3年生までは国際大会では良績が残せませんでした。
高校時代にやり投げをはじめるといきなり全国大会で優勝するなど華々しいキャリアの北口さんですが、大学時代にはじめての挫折を経験しています。
このような現状を改善するために大学3年生だった2019年2月にやり投げの強豪国であるチェコに短期留学して、現地でコーチにアドバイスを受けたことで記録が伸びるようになりました。
するとこの年の5月におこなわれた木南道孝記念陸上大会では、従来の日本記録を50㎝も更新する64m36の日本新記録で優勝しています。
なお北口さんは大学で学んだことについてはインタビューで次のように話しています。
「言いたいことを言う〟ということです。自分がやりたいことがあるなら、ハッキリと行動しないといけません。私も最初は待っているだけでした。他人に任せるのは楽だしありがたいことですが、自分で何かをするというのは大変。それを大学で学びました。」
記事引用:月間陸上競技
環境や人のせいにするのではなく自分で動くことの大切さを学んだからこそ、チェコのコーチと知り合った際に、すぐに連絡をして練習を見てもらえるように交渉をしています。
なお北口さんは大学卒業後は、日本航空にアスリート社員として入社をしています。
大学卒業後にやり投げ選手として覚醒
以降も競技を続行して、23歳だった2021年には東京オリンピックに出場しています(結果は12位)。
また翌年の世界選手権では銅メダルを獲得しています。
日本陸上女子フィールド種目では、史上初となる世界選手権での表彰台でした。
さらに2023年8月の世界選手権では、金メダルを獲得する快挙を成し遂げています。
世界陸上のトラック種目で日本女子が優勝するのは史上初めてです。
※追記
北口さんは2024年8月のパリオリンピックで金メダルを獲得しました
以上が北口榛花さんの学歴と学生時代のエピソードのまとめです。
高校時代からやり投げ選手として注目されていましたが、現在でも進歩を続けています。
2022年の世界選手権で銅メダルを獲得した際には大きな話題になっています。
今後のさらなる活躍にも期待が高まります。
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