瀬戸内寂聴(せとうち じゃくちょう)
1922年5月15日生
徳島県出身の小説家、僧侶
旧姓は瀬戸内晴美
経歴/プロフィールの詳細
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1956年に「痛い靴」で作家デビューして、新潮同人誌雑誌賞を受賞。
1963年に「夏の終わり」が女流文学賞を受賞して、人気作家の地位を不動のものとする。
1973年に中尊寺で得度して尼僧となり、瀬戸内寂聴を名乗る。
1988年の「寂聴 般若心経」がベストセラーとなる。
1992年の「花に問え」で谷崎潤一郎賞を受賞。
1997年に文化功労者に選ばれて、2006年に文化勲章を受章。
テレビ番組への出演も多く、「徹子の部屋」や「深イイ話」、「あさイチ」などの番組に出演している。
私生活では1943年に見合い結婚をして娘を出産するも、1950年に離婚している。
学歴~出身小中学校・高校
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出身高校:徳島県立高等女学校 難関
※現在は徳島県立城東高校(偏差値64)
瀬戸内寂聴さんの出身校は、徳島県立高等女学校です。
同校は5年制の旧制の女学校で、現在の中学校と高校を兼ねています。
また同校は1902年開校の伝統校で、現在は城東高校になっていますが、古くからの進学校として知られています。
瀬戸内さんは徳島市にあった新町尋常小学校から同校に進学しています。
幼少期は体が弱く本が好きな少女でしたが、高校時代は陸上部に所属して三種競技(競走、走り高跳び、やり投げ)で活躍しています。
出生名は三谷晴美でしたが、高校時代に父親が親戚の養子となったため、瀬戸内晴美に改姓しています。
【主な卒業生】
橋本絵莉子・福岡晃子(チャットモンチー)
学歴~出身大学
出身大学:東京女子大学 国語専攻部
※現在は現代教養学部人文学科(偏差値50)
瀬戸内寂聴さんは高等女学校卒業後は、東京女子大学に進学しています。
大学に進学したのは1940年(昭和15年)で、まだ女性が大学に進学するのは珍しい時代でした。
大学在学中の21歳の時に見合い結婚をして娘を出産していますが、後に夫の教え子と不倫関係となって家を出るなど若い頃はかなり奔放でした。
34歳で作家デビューしますが、その後はコンスタントに人気作を発表して人気作家となります。
51歳の時に僧侶になって、以降は作家との二足のわらじをはいて活動しています。
既に90歳を超えていますが、年齢を感じさせないほどの若々しさで精力的に活動しています。
末永い活躍を期待したいところです。
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