ソフトバンク創設者の孫正義さんの出身高校や大学の偏差値などの学歴情報をお送りいたします。国内では有数の大富豪で世界長者番付の常連となっている孫さんですが、どのような学生生活を送っていたのでしょうか? 学生時代のエピソードや情報、若い頃の画像なども併せてご紹介いたします
孫正義(そん まさよし)
1957年8月11日生
身長160㎝
血液型はO型
佐賀県鳥栖市出身の実業家
ソフトバンクグループの創設者
以下では孫正義さんの出身高校や大学の偏差値、学生時代のエピソードなどをご紹介します
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孫正義の学歴まとめ
出身大学:カリフォルニア大学バークレー校
出身高校:久留米大学附設高校(中退)→セラモンテ高校(中退)
出身中学校:福岡市立城南中学校
出身小学校:北九州市立引野小学校
孫正義の学歴~出身小学校(北九州市立引野小学校)の詳細
出身小学校:福岡県 北九州市立引野小学校
孫正義さんの出身小学校は、北九州市内の公立校の引野小学校です。
家族構成は両親と兄、2人の弟の6人家族です(4人兄弟の次男)。
孫さんは朝鮮人集落で生まれたためとても貧しい生活を送っていました。
当時の家業は養豚業でした。
幼稚園に通っていたこところは「朝鮮人」とからかわれて、いじめられることもあったそうです。
その後、父親は消費者金融とパチンコ屋の経営で成功し家庭は裕福になりましたが、父親が体調を崩してしまいます。
当時の状況について孫さんは次のように話しています。
「私は入院している親父がいて、中学を過ぎた頃に家庭は暗くなりましたよね。働き盛りの親父が倒れて、お袋は毎日泣いているという状況で、兄は高校の1年生でしたけど、高校を中退して、家計を支えるようになりました。」
記事引用:ログミーBiz
また孫さんは小学校高学年の頃に担任の先生に憧れて、学校の先生になりたいと思ったそうですが両親からは日本人じゃないと教師にはなれないと言われたそうです。
ちなみに孫さんは帰化していることをインタビューで明らかにしており、現在は日本人です。
孫正義の学歴~出身中学校(福岡市立城南中学校)の詳細
出身中学校:福岡県 福岡市立城南中学校 偏差値なし
孫正義さんの出身中学校は、地元福岡市内の公立の城南中学校です。
中学・高校時代はいずれも部活動などはおこなっておらず帰宅部でした。
孫さんは小学生の頃から成績が優秀だったことから名門「森田塾」に入塾をしようと申し込みをしましたが、今の成績では入塾はできないと断られてしまいます。
そこで母親も巻き込み塾長を説得した結果、中学生とは思えない言葉に説得されて入塾を許可されたそうです。
中学時代かなり勉強しており、およそどこの高校でも進学できるほどの成績でした。
【主な卒業生】
橋本環奈(女優)
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孫正義の学歴~出身高校(久留米大学附設高校)の詳細
出身高校:福岡県 久留米大学附設高校(中退) 偏差値75(現在・超難関)
※後にサンフランシスコ・セラモンテ高校を中退
孫正義さんが入学したのは、私立の男子校(当時)の久留米大学附設高校です。
この高校は1950年開校の私立高校で、古くから九州屈指の進学校として知られ毎年東大や京大などの最難関大学に入学者を送り出しています。
孫さんはこの高校に一般受験で入学しており、高い学力を有していました。
孫さんは高校時代に1ヶ月ほどの語学研修旅行でアメリカを訪れたた際にアメリカのスケールの大きさや自由な雰囲気に惹かれました。
そしてその後は坂本龍馬に憧れて「人生は短い。若いうちに行動しなければ、後悔する」 「人生は限られている。だからこそ、思い切り生きなくては」という思いで、通っていた久留米大学附設高校をわずか半年で中退しました。
その後は渡米してサンフランシスコのセラモンテ高校に進学しましたが、猛勉強をして3週間で高校卒業の認定試験に合格したことから中退しています。
そして中退後はサンフランシスコのホーリー・ネイムズ・カレッジの英語学校に入学し通学していました。
孫さんは高校時代にも塾や学校を立ち上げようとしたそうで、物件のリサーチなどもしていましたが周囲から大学を卒業してからでも良いのではないかとたしなめられたことで、実現はしませんでした。
【久留米大学附設高校の主な卒業生】
堀江貴文(実業家)
鳥越俊太郎(ジャーナリスト)
本村健太郎(タレント・弁護士)
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孫正義の学歴~出身大学(カリフォルニア大学)の詳細
出身大学:カリフォルニア大学バークレー校 経済学部 難関
孫正義さんは高校中退後は、ホーリー・ネームズ・カレッジに入学して、カリフォルニア大学バークレー校の経済学部の3年生に編入します。
同大はアメリカの州立大学の中でも最難関校で、合格率も20%弱の狭き門です。
また世界大学ランキングのTOP10の常連校で、アメリカの公立大学の頂点に立つ大学です。
孫さんはこの大学へは「実業家になる」、「天下を取る」という思いで入学をしています。
そのため大学時代は人生で一番勉強をしたそうで、食事をするときもお風呂に入っている時も所かまわずとにかく勉強に励んでいました。
車の運転中でさえも「時間がもったいない」と思い、教科書をハンドルの上に乗せて半分教科書を見ながら運転をしていたそうです。
その結果、成績もずば抜けてよかったことから留学生であるにも関わらず学長賞を受賞されており、同大学の全過程を2年ほどで終えています。
また孫さんは大学のキャンパス内で活用されていない場所があったことから、大学の事務局に掛け合い「孫食堂」を立ち上げています。
学生の友人2人を雇って営業をしており大反響だったようですが、売り上げを友人にごまかされたことで半年ほどで廃業してしまいました。
この時に孫さんはパートナー選びは慎重に行わなければいけないということを学んだそうです。
ちなみに現在の奥さんとも、大学時代に学生結婚をしています。
大学卒業後は日本に帰国する予定でしたが、日本の企業に就職をするつもりはなく起業をしようと考えていました。
スムーズに起業するためには資金が必要であると考えましたが、勉強もしなければいけなかったことから普通のアルバイトをして稼ぐような時間はないと考え1日5分でお金を稼ぐ方法を考えました。
孫さんは考えた結果、特許を取ることを思いつきノートに発明したアイデアを書き残していく作業を1年間ほど行いアイデアの数は250以上になったそうです。
その250のアイデアの中から「音声付き電子翻訳機」を選ぶと商品化するために一人では卒業までに間に合わないと思い、校内から専門家などを集めてプロジェクトチームを結成しました。
そして「音声付き電子翻訳機」のアイデアを書いた手紙を日本の電機メーカーに送り、反応があった10社に絞りその中でも連絡を取ることが出来たシャープに狙いを定めますが、「実用化は難しい」と一度は断られてしまったため、別のルートより専務を紹介してもらい契約を勧めることに成功しました。
その結果、大学在学中の1979年に特許の契約金として4,000万円を手に入れその後ほかの言語の開発も依頼されたことから、1億円の契約金を手にしました。
その一方で大学時代は日本で流行っていたインベーダーゲームを輸入して、アメリカで販売するという事業もおこなっていました。
1980年に大学を卒業すると帰国して、福岡市にコンピューター卸会社の「ユニソン・ワールド」を創業しています。
すると翌年には経営総合研究所との共同出資で、日本ソフトバンク株式会社を設立しています。
当初はパソコン用のパッケージソフトの販売をしていましたが、数か月後にはゲームソフト会社「ハドソン」との独占契約を結んでいます。
1990年に社名をソフトバンク株式会社にすると以降はIT関連に参入するようになります。
すると以降は実業家として際立った成功を収めて、世界富豪ランキングTOP100の常連となるまで上り詰めています。
また大物経営者として多くの起業家などに影響を与え続けています。
以上が孫正義さんの学歴と学生時代のエピソードのまとめです。
ここまででわかるように貧乏や差別を跳ね返すために、子供の頃からかなり勉強しています。
現在は国内でも有数の大富豪となっていますが、その生き方は多くの実業家に影響を与えています。
今後のさらなる飛躍にも期待です。
経歴/プロフィールの詳細
1979年に自らが開発した自動翻訳機をシャープに1億円で売り、アメリカにソフトウェア会社を設立しインベーダーゲーム機を日本から輸入。
1981年に日本ソフトバンクを設立し、コンピューター卸売業をはじめる。
1987年にもっとも通話料が安い通信事業者を自動的に選択するシステムであるLCRを共同開発して、新電電からのロイヤリティで莫大な利益を挙げる。
以降はその資金を元にM&AやIT関連の企業に投資をおこなう。
1996年に米Yahoo!社と合弁でYahoo!JAPANを設立。
1998年にソフトバンク株式会社が東証一部に上場。
その後日本テレコムや福岡ダイエーホークス、ボーダフォンなどを買収。
2011年の東日本大震災では個人で100億円を寄付した。
私生活では1979年に結婚して、娘が2人いる。
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