大野将平の学歴|出身大学高校や中学校の偏差値と学生時代のエピソード

 

柔道選手の大野将平さんの出身高校や大学の偏差値などの学歴情報をお送りいたします。実は意外にも大野さんは中学時代まではさほど目立った成績を残していませんでした。学生時代のエピソードや情報、当時のかっこいい画像なども併せてご紹介いたします

 

大野将平(おおの しょうへい)

 

 

199223日生

身長170㎝、体重73

血液型はO

 

山口県山口市出身の柔道選手

 

以下では大野将平さんの出身高校や大学の偏差値、学生時代のエピソードや情報などをご紹介いたします

 

目次

大野将平の学歴~出身大学・大学院の詳細

 

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出身大学:天理大学 体育学部 偏差値43(容易)

 

 

 

大野将平さんは高校卒業後は、奈良県にある私立大学の天理大学に進学します。

 

大学へは一般受験での進学ではなく、柔道のスポーツ推薦のようです。

 

同大の柔道部は大学柔道界の名門とされていますが、大野さんも柔道部に入部しています。

 

この大学の柔道部の2学年後輩には、丸山城志郎さんがいました。

 

またこの大学に進学したのは柔道を学んだ講道学舎と同じ「正しく組んで正しく投げる」という共通点があったからだとインタビューで話しています。

 

 

大学1年生だった2010年に、当時の全日本代表チームの監督だった篠原信一さんが特例でジュニアからシニアに引き上げています。

 

「大学1年生のときに、当時全日本柔道連盟の関係者だった篠原信一監督が特例で私をジュニアからシニアに引き上げて下さり、シニアの合宿に参加するようになりました。そこで少しずつ大人の選手たちと戦うことに慣れていった感じですね」

 

この年にはグランドスラム東京にも初出場して5位になっています。

 

また大学2年生の時に同大の柔道部の先輩の穴井隆将さんが引退したことがきっかけで、「天理大学の柔道を終わらせてはいけない」という気持ちと「自分が頑張らなければならない」という意識が芽生えたとインタビューで語っています。

 

すると急成長を遂げて、大学3年生でグランドスラム初優勝を飾り、大学4年生だった2013年の世界選手権でも初優勝を遂げるなど、世界レベルの柔道選手に成長しています。

 

 

ただし大学4年生の時には同大の柔道部の暴力問題が発覚しています。

 

この問題は柔道部の4年生部員4人が1年生部員複数に暴力を振るって鼓膜を破るケガをさせたのですが、当時柔道部の主将だった大野さんは現場に居合わせていました。

 

そのため強化指定選手の取り消しや停学、活動停止や主将解任などの処分を受けています。

 

その際には大野さんは柔道を辞めることも考えていますが、最終的には思いとどまっています。

 

なお停学中は奈良県内や学内の清掃に従事していました。

 

加えて大野さんは大学時代に柔道選手として大きく成長していますが学業もしっかりとおこなっており、大学はキッチリと卒業しています。

 

 

大学卒業後は天理大学大学院体育学研究科に進学するとともに、実業団柔道の旭化成に入社。

 

以降も順調に成長を遂げて、2016年のリオデジャネイロオリンピックでは見事に金メダルを獲得。

 

 

 

2019年の世界選手権では3連覇を成し遂げています。

 

 

既に日本男子柔道界のエース格で東京オリンピックでも不動の金メダル候補となっています。

 

オリンピック2連覇の偉業にも期待が高まります。

 

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大野将平の学歴~出身高校の詳細

 

出身高校:東京都 世田谷学園高校 偏差値46(やや容易)

 

 

 

大野将平さんの出身高校は、私立の男子校の世田谷学園高校です。

 

この高校は1902年開校の仏教系の伝統校で、特に柔道部は高校柔道界でも名門とされるほどの強豪です。

 

また同校は基本的に完全中高一貫校の進学校(中学校の偏差値は60)ですが、高校ではスポーツ推薦と僧侶を目指す仏教専修科のみの募集なので高校の偏差値は低くなります。

 

大野さんも柔道のスポーツ推薦でこの高校に進学しており、高校時代も柔道部に在籍しています。

 

後述するように中学時代はさほど目立った実績はありませんでしたが、強くなりたいという思いもあって強豪校の同校に進学しています。

 

また高校時代はこの高校の柔道部に所属するとともに、中学時代に通っていた講道学舎にも引き続き在籍しています。

 

高校2年生の時にはインターハイの個人戦で初優勝を遂げて、才能の片りんを見せています。

 

 

ただしこの大会では一番の目標だった団体戦での優勝はできませんでした。

 

加えて高校3年生の時にはケガに悩まされており、全国大会すら出場できませんでした。

 

大野さんも当時を振り返って、「初めての挫折」とインタビューで述べています。

 

「ですが3年生になると体の大きい選手と戦うことが増えて、まだ自分の体もでき上がっていなかったので怪我ばかりしていましたね。3年生のときには全国大会にも出場できませんでした。一度チャンピオンを経験したあとの初めての挫折だったので、その頃には辛い思いをしましたね」

 

ちなみに大外刈りと内股を得意技にする大野さんですが、高校時代は11000回もの大外刈りの打ち込みをしていました。

 

【主な卒業生】

吉田秀彦(柔道オリンピック金メダリスト)

萩原流行(俳優)

三谷幸喜(脚本家)

内野聖陽(俳優)

 

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大野将平の学歴~出身中学校の詳細

 

出身中学校:東京都 世田谷区立弦巻中学校 偏差値なし

 

 

 

大野将平さんの出身中学校は、東京都世田谷区内の公立校の弦巻(つるまき)中学校です。

 

大野さんは山口県山口市の出身ですが、中学に上がるタイミングで上京してこの中学校に進学しています。

 

上京したのは世田谷区にあった柔道の私塾の講道学舎に入塾するためで、中学時代は学校の柔道部ではなくこの私塾で柔道に打ち込んでいます。

 

 

 

なお講道学舎は古賀稔彦さんや吉田秀彦さん、瀧本誠さんらのオリンピック金メダリストを輩出していますが、2015年に惜しまれつつも閉塾しています。

 

ちなみにこの塾に入塾する生徒たちはこの中学校に通学することから、長らく柔道の強豪中学校として知られていました。

 

また大野さんの2歳上の兄が先に上京してこの塾に入塾していたことが縁でした。

 

 

なおこの私塾の練習はかなり厳しいことで知られていたことから、入塾する際には母親に反対されています。

 

当時は体重がなかったことから、親からは10㎏の体重の増量が入門の条件でした。

 

「私は楽観的な考えでいたのですが、兄に比べると体が小さかったこともあり、親には「1年間で10kg体を大きくしたら入門しても良い」という条件を出されました。それで約束通り頑張って10kg増量し、講道学舎に入門しました」

 

大野さんは入塾当初は同期の8名中7番手くらいの選手でさほど目立つ存在ではありませんでしたが、中学2年生になるころには一切妥協せずに相手に挑んでくる姿勢で塾内でも存在感が増しています。

 

ただし中学時代は個人戦では中学2年生の時に出場した近代柔道杯の5位が最高成績で、さほど目立った成績を残していません。

 

また講道学舎での思い出については、つらいものしかないと語るほどです。

 

インタビューでも何度も辞めたくなったと話しています。

 

「辞められるものなら辞めたかったです。でも兄が強かったので、僕が辞めて帰ると、まず兄に迷惑がかかる。母親からは「行ってもどうせ辞めて帰ってくる」と言われていたので、そんな言葉にも負けたくなかった。逃げ場もなかったし、逃げる勇気もなかったのが本音です」

 

ただし兄への憧れで頑張れたそうです。

 

「兄は強かったので憧れの存在でした。でも、どうしても比べられて、6年間はずっと「大野の弟」という呼ばれ方をしていました。それが悔しくて。その気持ちと根性だけで、6年間、講道学舎にいたという感じです」

 

前記のように大野さんは高校時代も講道学舎に通っており、トータルで6年間在籍していました。

 

【主な卒業生】

権田修一(サッカー日本代表)

 

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大野将平の学歴~出身小学校の詳細

 

出身小学校:山口県 山口市立良城小学校

 

 

 

大野将平さんの出身小学校は、地元山口市内の公立校の良城(りょうじょう)小学校です。

 

家族構成は両親と兄の4人家族です。

 

 

柔道は7歳の時に地元の松美スポーツ少年団に入団して、本格的にはじめています。

 

ただし大野さんは当初は遊び感覚ではじめたことをインタビューで明らかにしています。

 

「以前から柔道に興味があった訳ではないのですが、兄が先に柔道を始めていたし親戚のおじさんが道場の先生をやっていたので、道場に遊びに行く延長で柔道を始めたという感覚ですね」

 

ちなみにこの少年団の2歳先輩には、後に無差別級の世界チャンピオンとなる上川大樹さんも在籍していました。

 

 

大野さんは8歳の時にシドニーオリンピックをテレビで見て、野村忠宏さんや井上康生さんが活躍する姿に影響を受けてオリンピックの金メダリストに憧れています。

 

以上が大野将平さんの学歴と学生時代のエピソードのまとめです。

 

2019年の世界選手権では無類の強さを発揮して、オール一本勝ちで3連覇を飾っています。

 

日本柔道界のエースとして出場することになる東京オリンピックでの活躍も期待されています。

 

 

ぜひとも頑張ってほしいところです。

 

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