田村優(たむら ゆう)
1989年1月9日生
身長181㎝、体重92㎏
血液型はO型
愛知県岡崎市出身のラグビー選手
キャノンイーグルス所属
以下では田村優さんの出身高校や大学の偏差値、学生時代のエピソードなどをご紹介いたします
田村優の学歴~出身大学の詳細
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出身大学:明治大学 文学部 偏差値60(やや難関)
田村優さんは高校卒業後は、明治大学に進学しています。
高校時代に高校日本代表候補にも選ばれたことがあり、一般受験ではなくスポーツ推薦での進学した可能性が高そうです。
周知の通り明治大学のラグビー部は大学ラグビーの名門で、田村さんもラグビー部に入部して1年生の時からレギュラーを獲得しSO(スタンドオフ)として活躍しています。
当時の明治大学のラグビー部の監督を務めた元ラグビー日本代表の吉田義人さんは「才能は抜群。一番巧いプレーヤー」と褒めながらも大学3年生の時には試合に使わなかったことをインタビューで明らかにしています。
「彼が3年生の時です。田村を1年見てきて、“もっと伸びるはず“と感じてゲームで使いませんでした。乗っている時はものすごくいい。しかし、勝負が見えてしまった時に気の入っていないプレーをするんです。僕はムラッ気をなくしていくことで、もっと伸びると思いました」
この荒療治によって田村さんも発奮したようで、大学4年生の時には絶対的な信頼を勝ち取っています。
ただし田村さんが在籍した当時の明治大学ラグビー部は低迷期で、大学2年生の時には対抗戦で6位に終わり24年ぶりに大学選手権に出場できませんでした。
また大学4年生の時には12年ぶりの対抗戦の優勝をかけて早稲田大学との全勝同士の対決に臨んでいますが敗戦。
大学選手権の準決勝でも早稲田大学と対戦していますが、10-74の歴史的な敗戦を喫しています。
そのため田村さんは大学時代はタイトルとは無縁でした。
大学卒業後はNECグリーンロケッツに入団し、1年目からレギュラーを獲得。
翌年の2012年にははじめて日本代表に選出しています。
以降は長らく日本代表の中心選手として活躍しており、2015年のイングランドでのワールドカップも経験しています。
また2016年にはスーパーラグビーの「サンウルブズ」に加入しています。
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田村優の学歴~出身高校の詳細
出身高校:国学院大学栃木高校 偏差値47~68(コース不明のため)
田村優さんの出身高校は、私立の共学校の国学院栃木高校です。
この高校は1960年開校の国学院大学の系列校で、ラグビー部や硬式野球部、バレーボール部などが県内では強豪として知られています。
また同校は以下の5つのコースを設置していますが、田村さんがどのコースに在籍したかは不明です。
特別選抜S:偏差値68
特別選抜:偏差値59
選抜:偏差値52
グルーバル:偏差値51
文理:偏差値47
後述するように田村さんは愛知県岡崎市出身ですが、父親でトヨタ自動車ラグビー部の中心選手として活躍した田村誠さんが、この高校のラグビー部の監督の吉岡肇監督と知り合いだったことから同校に越境入学しています。
また田村さんは中学時代までサッカーをやっており、ラグビーは未経験でしたが同校のラグビー部に入部しています。
ちなみに入学直後の高校1年生の4月におこなわれた校内球技大会ではサッカーで出場し、サッカーの特待生を寄せ付けないほどの活躍をしたと報じられています。
そのため中学校までおこなっていたサッカーの腕前も相当のもののようです。
また高校入学当初の田村さんはかなりやんちゃで、「目立ちたがり屋、やんちゃ、負けず嫌い」で校内でも有名人でした。
授業中に教師に怒られて立たされたにも関わらず、同級生にサインを送って弁当を運ばせて教室の死角で平然と食べていたというエピソードも残っています。
とは言え抜群の身体能力と負けず嫌いな性格で、メキメキと部内でも頭角を現して中心選手として活躍しています。
もちろん高校時代はかなり練習にも打ち込んでいます。
そのため高校在校中は3年連続で花園にも出場して、高校日本代表候補にも選ばれています。
ただし高校3年生の時には練習試合でタックルに行かない後輩に手を出して、主将を外されたこともありました。
なお田村さんは「ラグビーの原点は栃木」としており、吉岡監督の存在やOBの結束力、ラグビーへの取り組み方などを挙げてこの高校に進学してよかったとインタビューで話しています。
【主な卒業生】
石川恋(女優)
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田村優の学歴~出身中学校の詳細
出身中学校:愛知県 岡崎市立甲山中学校 偏差値なし
田村優さんの出身中学校は、地元岡崎市内の公立校の甲山(こうざん)中学校です。
前記のように中学時代はサッカー部に在籍していました。
サッカー部でも主力選手として活躍しましたが、高校からはラグビーに転向しています。
その経緯については田村さんはインタビューで、次のように話しています。
「将来プロスポーツ選手として飯を食っていくということは最初から頭にありましたが、サッカーとラグビーではどちらが生計を立てられるかと考えた結果、父がラグビーをしていたこともあって、ラグビーを選んだのです」
ちなみに田村さんがラグビーへの転向を決意したのは中学2年生の時でした。
また中学でのサッカー経験がラグビーのキッカーとして活かされてるかについては、「癖を直す必要があったので、むしろマイナスかもしれません(笑)」と述べています。
ただし現在の田村さんのスペースを見つける能力や自由奔放なプレースタイルは、中学時代までのサッカーでの経験で学んだと話しています。
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田村優の学歴~出身小学校の詳細
出身小学校:愛知県 岡崎市立梅園小学校
田村優さんの出身小学校は、地元岡崎市内の公立校の梅園小学校です。
この小学校は1871年開校の伝統校で、元F1ドライバーの中島悟さんの母校としても知られています。
家族構成は両親と弟の4人家族です。
父親は元トヨタ自動車のラグビー部出身で、豊田自動織機ラグビー部の監督も務めた田村誠さんです。
また弟の田村煕(ひかる)さんも明治大学からサントリーサンゴリアズに進んだラグビー選手です。
田村さんは子供の頃から運動神経がよく、幼稚園時代からサッカークラブに入部してサッカーをはじめています。
その一方で父親の影響で小学校時代からはよくラグビー観戦もしていました。
以上が田村優さんの学歴と学生時代のエピソードのまとめです。
長らくラグビー日本代表の主力選手として活躍しており、「絶対的司令塔」として2016年からは10番の背番号を背負い続けています。
また「天才」や「神様」などと呼ばれるように、そのセンスあふれるプレーで何度もチームを勝利に導いてきました。
2019年のラグビーワールドカップでの大暴れに期待が高まります。
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